平等ってゆーけど?

思えば、物心ついた頃から 人はみんな平等 と教えられてきた気がする。教科書に載っていたのかな?両親も兄弟を平等に扱うことに相当神経を使っていたような気がする。その平等の尺度が、兄弟が同性だったこともあり、同じタイミングで似たようなものを与える的なものだった。今自分が親になって、たまたま異性の兄弟を育てていることもあり、一人一人に向き合う愛は平等であることは大事だけど、与えるものは その子のタイミングで必要なもの で良かったんだと思う。でないと勘違いしてしまう。私がそうだった。平等に育てられたのに、なんで私ばっかり?私だけこうなるの?的な発想に襲われてしまった。非常に愚かだったと思う。

人は、平等ではない。当たり前だ。まず、生まれる環境が全然違う。どうして、学校でははっきり言ってくれないんだろう。努力することを諦めてしまうからかな?だとしたら、あまりにも馬鹿にしているよなア。

他人と比較せず、まずは自分の持っているカードの中で工夫しながら、自分の好きなことを見つけて、その好きなことを沢山できる方へ暮らしを寄せていく、というのが神様がシンプルに人間に設定していることのような気がする。簡単にクリアできてしまったら、つまんないからそれなりのハードルや抵抗勢力やお助けマンといった登場人物まで仕掛けてくれているのだろう。幼少期に、こういった話をシンプルに教わっていれば、人生はこんなにややこしくなかったはず。宗教とは違って、神様は自分の中にいる位の前提で、お布施も祈りも必要なしで(してもいいけど)。

なぜ学校で教えてくれないのか?とゆーとですね、恐らく、困る人がいるからなのでしょう。平等前提で、同じ将来(高学歴、高所得)を目指させて、挫折感を味合わさせて(本当の自分は目指してもいないものだったりする)、自分の人生を諦めてしまう、他人事にしてしまう人が多ければ多いほど、得をする人が確かにいるのでしょうね。



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