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ChatGPTをWeb制作プロセスに活用する11の方法

日々AIツールの活用方法を模索する中で、本業であるWeb制作でのプロセスにおけるChatGPTの活用方法について、こちらの記事が参考になったので、自分の言葉でまとめてみました。

1. ChatGPTにライティングを依頼する。

一番分かりやすいのが文章作成でしょう。

ChatGPTは文章を作成するのが得意なので、文章の構成から本文、概要文、紹介文などもまとめてくれます。

Web制作において、クライアントにキャッチコピーの提案などにも使えるでしょう。また、クライアントに原稿を用意させる手間を省くようなことをしてあげればあなたの仕事には付加価値が生まれ、その積み重ねで、そのクライアントから別のお客様を紹介してもらえるかもしれません。

2. ChatGPTで基本的な質問に答えてもらう。

Web制作を行う上で分からないことをChatGPTに聞くことで、業務効率がアップします。

例えば老舗旅館のWebサイトを作成するのであれば、ベストな配色を提案してもらったり、サイトマップを考えてもらったりするなどです。

ここで大事なのは、ChatGPTはあくまでアドバイザー的な存在と捉え、最終判断はあなたとクライアントが二人三脚で行うべきです。

3. ChatGPTでリサーチを行う。

例えば、「老舗旅館のWebサイトにおいて、最高のユーザー体験はどのようなもの?」

などと質問を行なってみると、下記のような回答が返ってきました。

老舗旅館のWebサイトを制作する上で、重要なポイントを教えてくれるので、こうした情報をお客様と共有しつつ、最適なWebサイト制作が行えるでしょう。

ちなみにプロンプトの内容を深掘りすることで、より質の高い回答が得られると思います。

4. ChatGPTに改善のアドバイスを求める

自分だけの思考には限界がありますし、チームで仕事を行う際においても聞きづらいことってあったりしますよね

そんな時は、ChatGPTに改善のアドバイスを求めると良きです。

例えば、Web制作会社のWebサイト内に設置す問い合わせボタンの文言について、「Web制作会社の問い合わせボタンの文言なんだけど、「問い合わせはこちら」以外に、クリック率の高い文言を5つ提案して」と改善点を聞いてみると下記のような回答が得られました。

5. ChatGPTに制作を依頼する

Web制作プロセスにおいて、サイトマップ、構成、文章(コンテンツ)、コードなどの一部をChatGPTに制作してもらうことができます。

先日OpenAIにより発表のあったGPT4のデモ動画では、手書きのワイヤーフレームからWebサイトを作成するというデモが公開されましたが、まだまだ現場で使えるレベルではありません(18:00あたり)

ただ、今後はもっと精度が上がってくるでしょうから、デザインデータを元にAIが完璧にコーディングしてくれる未来がすぐそこかも

デザインの一部パーツは、画像生成AIで作成することもできますし、Web制作の業務効率は今後どんどん上がっていきそう

6. ChatGPTに特定のターゲットに合わせたコンテンツ作成を依頼する

これはマーケよりな活用法ですが、結構注目してます。

Web制作に限らず、ペルソナと呼ばれる見込客像みたいなものをChatGPTに設定した上で、コンテンツの作成を依頼することが可能です。

例として、下記のような質問を投げかけてみました。

私はWebマーケティング担当者です 私たちの商品は、30代の日々家事と育児に追われる女性をターゲットにした、アパレルブランドです その中の商品で、動きやすさを売りにしたパンツがあるのですが、ターゲットに適したマイクロコピーを5つ考えてください

すると下記のような回答をしてくれました。

個人的にはなかなか良いコピーだなと感じたので、更に要約させてみました。

なんか妙に納得できました。笑

7. ChatGPTにキャラクターの演技を依頼する

ここでいうキャラクターとは、経営者、デザイナー、エンジニア、統計学者、ユーザーペルソナなどのことを指し、そういったキャラクターを演じさせることが可能です。

どういうことかというと、ChatGPTに質問を投げかける際(プロンプトを入力する際)、冒頭に「あなたはプロのブロガーです」などという風に、ChatGPTにキャラクター設定を行うことで、プロのブロガー目線で次に続く回答を行なってくれます。

記事の構成、内容、タイトル、概要文など、素人が考えて作成するよりも、プロのブロガーが考えて作成する方が、クオリティは高いですよね?

そんなイメージです。

8. ChatGPTに文章の要約を依頼する

ChatGPTは、要約が得意です。

例えばWeb制作において役立つブログ記事やホワイトペーパーなどを瞬時で要約してくれるので、すぐに要点が掴みやすいです。

また、難しくて長〜い論文なども分かりやすく要約してくれますし、議事録なども要約してくれるため会議に参加しなかったとしても、後ほどの確認がすぐに終わります。

Slackでのやり取りの内容なども要約してくれるので、めちゃくちゃ便利です。

9. ChatGPTにデータ分析を依頼する

Web制作ではないのですが、平岡さんという方がTwitter上で下記のような分析をされていて、めっちゃ分かりやすかったので貼り付けておきます。

データ分析に関しては、人間側の創造力が重要になるかなと思ってますが、すでにプロンプトを考えている人が結構いそうですw

10. ChatGPTに提供されたデータをもとに新しいアウトプットを作成するよう依頼する

冒頭のライティングを作成してもらうに近い要素かもですが、例を挙げると、例えば9で解説した分析結果を元に、ブログ記事の構成を作ってとか、ランディングページの見出しを作ってなどといったことが可能です。

更に、この見出しに対するコンテンツを作ってなども可能なので、競合分析から自社コンテンツ作成まで一貫して行うことができます。

11. ChatGPTで盲点をチェックする

見過ごしてしまっている問題や不備を検出することをChatGPTに依頼するイメージです。

例えば、コーディング時にバグが発生した際など、コードを貼り付けてバグの原因をChatGPTに教えてもらうなど

また、もっと全体的にチェックを行なってもらうようなこともでき、「Web制作においての問題や不備のチェックリストを作って」などのプロンプトを入力し、リストアップされたものを一つづつChatGPTに聞き、詳細を目視でチェックしていくなどです。


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