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石丸伸二さんってどんな人?

都知事選挙が熱を帯びているが、注目を集めるのが石丸伸二候補。

京都大学から三菱UFJ銀行に就職。経済アナリストとして海外出向の経験ももつ。2020年、生まれ育った安芸高田市の市長選挙に当選し、約4年、人口約30,000人の地方自治体市長を務めた。

簡単に言えば、子どもの頃からからサラリーマン時代まで、日本人のエリート街道を突っ走って来た人、と見ることもできる。

そして彼の強みとしてYouTubeが挙げられる。ここで注意しなければならないのは、彼が意図してYouTubeを選んでいる点だ。

YouTubeは他のSNSよりも利用者数が段違いに多いメディアだ。60,70代の利用率が下がるInstagramや TikTok、などと比べると各世代にまんべんなく届く。ある意味世論を反映する政治にはもってこいの配信先だ。

また選んだ配信先も良ければ配信内容もうまい。歯に衣着せぬ物言いで悪党政治家たちをぶった斬っていく姿はまるでドラマ正義のヒーローだ。

また、数年前からテレビやLIVE配信で通称「論破」と言われるような、バッサリと言う伝え方が、視聴者の快感と支持を集めている。

簡単に言えば、彼は政治家として戦略的にキャラを作っている。

日本人のエリートとして順応して来た適応力でどのようにすれば、自分の描く世の中にできるか、そのために首長になれるかを計算して演じている。

あとは、人間なのでここから7月7日の投票日までに、思わぬ失言や健康を維持できなくなったり、何が起こるかわからない。

そこを乗り越えればもしかしたら日本の政治は、動くかもしれない。他の候補者たちの選挙活動も実りあるものになることを願います。

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