113.2020.12.12「水を放つ」

令和の立ちション

最近みないといえば野良犬だが、同様に立ちションもみない。…と思っていたら、先日、犬の散歩中に立ちションをするおっちゃんをみかけた。犬、走り出すならいまだぞ、と密かに応援していたが、超おりこうさんな犬で、おっちゃんがおっちゃん自身をしまうまでそこにいた。リードの持つ部分がハマるとか(でかすぎだ)、犬も小用を開始してができるとか、そういうスペクタクルなインシデントにはなかなかミートできないですね。しかしまぁ、民度が低いわね、わが街も。

教え子へ

教え子が卒論を送ってくれた。提出寸前なのでほぼ完成形。私がすることは誤字脱字のチェックと質問に答えるくらい。とはいっても誤字も脱字もなくて、これで卒業できなかったら誰も卒業できんぞ、というほどのデキだった。難しいところなんですよね、私は指導教員じゃないし、そもそもあまりにも赤を入れてしまうと、「私の論文」になりかねない。私は、彼ら彼女らを教えていたときに、「私の言うことは聴かなくていいです。情報だと思って、正しいか正しくないか考えて判断してください」とずっと言ってきた。そもそもが毎回、「こんにちは、中条あやみです」とか名乗って授業をはじめていたのだ。先生は、というか送り手は、必ずしも「正しい」情報を流すわけではない。だから、何が「正しい」か判断する基準を身に着けてほしい。それには何が必要か? 経験ですね。人と会う経験、会わない経験、書物からの知識、取るに足りないもの、すべてから学べる。さらにいうと、その「正しさ」が何かの敵にならないか精査したい。そのときそのときでそれは異なる。しかし/ところで私はきのう、パンチの件でやや物騒なことを書いた。倫理的にはアウトだし、暴行とかで捕まるかも知れない。が、感情のみで動いてもいい場面があるはずだ。私は冷たい人間だが、その程度には情に厚い。

12日のヒット賞

今日のヒット賞は、「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」で、笙で「京王井の頭線」を披露した、カニササレアヤコに決定。

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