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まちのきょういくマガジン

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このマガジンでは、「まちのきょういく委員会|これからの教育を探究する民間主導の教育プロジェクト」の活動を通じて得られた知見を発信しています。  ■ Peatixページ → htt…
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2022年8月の記事一覧

ゲームでみえてくる個性と学びへの意欲

ボードゲームやカードゲームの可能性に気づいたのは、京都高島屋で、CAST JAPANによる”PLAYシリーズを知ってから。見渡せば、けっこうSDGsに関してもですが、交流や学びを促進するツールとして活用されていますよね。 「まちのきょういく委員会」の6月に開催した公開ミーティングで、ゲームは学びにどう貢献するのか?をテーマにディスカッションを行いました。 ゲームを通して学ぶ、ゲーム性をうまく取り入れる(ゲーミフィケーションですね)ことの有用性を実感しています。もちろん、子ど

そんなのキノコだ!という未来が良いのか?

NPO活動を行う上で、ボランティアの存在はとっても重要です。 運営側にとっては、その人のもつ経験や知識スキル、時間、さらに労力などなどを提供をしていただくので、ありがたい限りなのですが・・・・ 対価としての報酬が基本的に支払われない活動に、ボランティアとして主体的に関わることに、いったいどんな意義や利点があるのかを明確にしないといけないなと思っています。 もちろん、活動のミッションやビジョンに共感して参加し、自分にできることを進んで行うことがボランティアであるので、そもそも

不確実な未来に、確かな選択をする

ある情報がある。それをどう集め、活用し、編集(デザイン)することが大事だと言われる。 でも、ツクラムとして取り組みたいのは、その前に、教育が必要ということ。いわゆる情報教育ということではなく、ある情報が、その人にとって価値あるものとして理解できるようにするには、まずは教育。 閉じた状態で、情報を得ると、自分の中でしか、共感理解ができなくなる。本来は、想像力でいくらでも飛んでいけるのに、蓋をされてしまう。いわゆるアンコンシャス・バイアス。 心、思い、可能性、見えないものが見