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6月4日(2000年)岡田監督

2000年のJ2リーグ、岡田監督が率いるコンサドーレ札幌は強く、レッズは結局一度も勝てませんでした。

岡田監督はどんなチームの監督をしても、堅実で負けないサッカーをするイメージで、この時のコンサドーレにはエメルソンもいたので、恐いものなしだったのでしょう。しかし、この日の試合ではエメルソンは退場をしていたのですね。それでも、堅実サッカーのコンサドーレのゴールを破ることができませんでした。
岡田監督は1997年のフランスワールドカップ最終予選の途中で急遽代表監督を任され、時の人となりましたが、ワールドカップが終った翌年からコンサドーレに就任していて、2000年は2年目でした。

2004年横浜マリノスとレッズがチャンピオンシップを戦った時の横浜の監督は岡田さんでした。最後はPK戦でしたが、またもや岡田監督のチームに立ちはだかれてしまいました。

岡田さんは経営の手腕も秀でたものがあるようで、自分の意見が反映されないような所には誘われても行かないと思われます。
実際に2011年の終りにレッズの監督にという話があったという噂ですが、きっぱりと断ったのでしょう。
今はFC今治の経営に携わっているのですよね。

しかし岡田さんの人を見る目は確かなものだと思います。ワールドカップの南アフリカ大会の時、オシムさんが急病で倒れた後また急遽代表監督となったのですが、本大会でキャプテンに長谷部誠を抜擢し、阿部ちゃんをアンカーのポジションで使い、キーパーも川島永嗣を正ゴールキーパーにし、新鮮なメンバーで戦って決勝トーナメントに進出させてくれました。

岡田さんは、数多くいるサッカー人の中でも、私の心に引っかかる人で、今は、たまに聞く岡田さんの独特なシニカルなサッカー解説を結構楽しませてもらっています。

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