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7月30日(2011年)早い時間の先制点

この日行われた浦和レッズ対川崎フロンターレは、震災の後のしぼんだ気持ちから、ようやくサッカーを私の日常に取り戻せたころの試合で、スカパー観戦でした。

開始10分でのオウンゴールによる先制点。早い時間の得点で、点の取り合いを覚悟しましたが、キーパーの加藤順大のおかげで、1-0のままで終わりました。

早い時間の得点は、それが弱いチームの得点だと、その後強いチームが発奮し、あれよあれよという間に逆転されることが多い気がします。早い時間の得点というのは特に弱いチームにとっては、当初考えていたチームプランが狂ってしまうのかもしれません。

サッカーの試合は生もので、その時その時の状況判断を選手自身が考えなくてはならないし、そのことをみんなで共有しなくてはいけないし、90分の間の集中力はすごいと思います。チームプランが狂った時の修正はどんなふうにやるのでしょう。漫然と試合を観ている私は、流れが良くなった、悪くなった、は感じるのですが、どういう修正がされたのかは理解できず、あとで解説者や選手・監督の言葉でそうなんだと思う事が良くあります。

翻って2022年7月30日のレッズ対フロンターレも早い時間にレッズが先制しました。フロンターレはチーム事情が厳しく、申し訳ない感じもありましたが、レッズは追加点も2点決め、次第にやりたいサッカーをやれるようになっていると感じます。早い時間帯の得点もいつ追い付かれるか、逆転されるかと、あまりハラハラしなくなりました。待ち続けた甲斐があったと感じている今日この頃です。




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