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12月4日(2010年)最終節の感慨

清尾さんが何日か前に書かれていたように、以前は浦和レッズの最終節は勝つことが多かったのですが、最近は負けることの方が多く、勝った相手が優勝したり、残留を決めたりと大喜びする場面を度々見る気がして、複雑な気持ちです。
この年も神戸の残留に手を貸してあげたのですが、今年もドローで福岡を喜ばせてしまいました。まあ、優勝を決められるよりはいいのですが。

最終節はレッズを去っていく選手を送り出すセレモニーを行う事が多く、しんみりしてしまいます。この年のポンテとの別れは、レッズがいくつかの優勝を経験した一つの時代が終わってしまうという感じで、ことさら寂しく感じました。
2005年にポンテが来てからというもの、ポンテがいるから安心という気持ちでしたが、これからは自立しなくてはと、親の庇護から離れる思いでした。

最終節で選手が場内一周した後、スタジムの中が少し静かになったころ、その年のすべての選手の思い出映像がオーロラビジョンに流れます。毎年これを観ると、今年も終わるんだと感慨深く思います。この映像は気がついた時からいつも流れているのですが、いつからなんでしょうか?
数年前、なかなか始まらないので、今年は無いのかと思ったらそんなことはありませんでした。お知らせもなくひっそりと始まり、終わっていくという何とも素敵なはかなげな演出に、静かな感動を覚えます。


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