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まちぐらしんぶん:RE-EDIT

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エヌキューテンゴ(まち暮らし不動産)が、これからもご一緒に何かしたい方にお送りしているメールマガジン「まちぐらしんぶん」を再編集して掲載しています。
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#シェアハウス

シェアする暮らしを「引き継ぐ」 

JR中央線で高尾から2つ向こうの藤野駅。柔軟でおおらかな、オルタナティブな空気があるエリア。最近またじわじわと、人気が高まっているようです。 ここに2011年竣工した「里山長屋」は、コーポラティブ方式(※)でつくられた住宅。4つの住戸とコモンハウスからなります。世帯ごとの住戸は独立した空間を確保しつつ、コモンハウスを共有、暮らしの一部を共同化して暮らしています。自然の生態系をお手本としながら、世界中の伝統的な暮らし方の知恵をあつめて、人間を取り巻く自然や社会・経済などあらゆる

「空間を使いこなす人間力に期待したい」 建築家・山田貴宏さん(ビオフォルム環境デザイン室)【intervew】

「八王子天神町OMOYA」は、まち暮らし不動産が企画コーディネート・運営支援をするシェアハウス。住む人も住まない人も月額制のOMOYAメンバーとしてシェアして使い、まちのコモンズを目指しています。 コモンスペースのある東棟の改修設計と外構の基本設計を手掛けたのが、ビオフォルム環境デザイン室。まち暮らし不動産とは、2015年にオープンした「okatteにしおぎ」についで、2度目のタッグです。 ビオフォルム環境デザイン室代表の山田貴宏さんに、設計に込めた考えをお聞きしました。