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音楽の先生と、画家と、小説家と『悪い音楽』九段理江著を読んで

第126回文學界新人賞受賞作 

 最近結構読書から離れていたのだけど、久々に本を読み始めている。

 今回読んだ『悪い音楽』も面白く読ませてもらった。著名な音楽家を父に持つ音楽教師の主人公の話。同居人のサエは、画家でアトリエに行ってしばらくいない時もあるが、同じ芸術家気質として、とりあえずは上手くやっている。

 そして、学校の生徒。

 学校の生活もそれなりにうまくやっているはずなのに、少しずつずれていくような感じは個人的には好きな部類で面白かった。

 全体として文章が上手く、読みやすく、あまり読書に慣れていなくても、おすすめ出来る作品のように思う。

 それにしても、久々に100冊チャレンジ更新しましたわ。

100冊チャレンジ
7/100

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