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まちだ共創協議会キックオフです

町田らしい○○をみんなで考えていく『まちだ共創協議会」がキックオフしました。


1.まちだ共創協議会とは?

まちだ共創協議会は、「町田をもっとワクワクするまちに」をコンセプトに、様々な分野で活躍するゲストをお呼びしてお話を伺い、みんなで町田らしい解決策を考え、創り出していく、参加型のまちづくりトークセッションです。

話し合いで生まれたアイディアは、町田市の中で実現していこうというのもコンセプトの一つです。話し合いで終わらせずに、参加した議員に議会で提案していただいたり、参加者自身が新たなプロジェクトとして実現していくことに繋がるようにしていきます。

2.第一回のテーマは「町田らしい子育てとは?」

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記念すべき第一回のテーマは「町田らしい子育て」について。駅前の繁華街もあり、自然もたくさんある、そんな町田は子育てはしやすいの?日本全国から移り住んできた方や共働きの方も多いけれど、町田にはどんなサポートがあるの?そんな問題意識をもった方々にお集まりいただきました。

3.町田市議会議員の矢口まゆさんからの問題提起

まずは、町田市議会議員で、子育て真っただ中の矢口まゆさんにお越しいただき、町田市の子育て制度をお話いただき、問題提起をしていただきました。

「新・町田市子どもマスタープラン(後期)~子どもにやさしいまちづくり計画~2020-2024」を紐解きながら、特に男性の育児参加の機会が不十分ではないか?という問題提起がありました。

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「行政が女性を中心に事業を行っており、男性と女性とで、そもそもの事前知識に差が出ている。」という指摘には、会場からウンウンとうなづく姿が。

4.NPO法人ファザーリングジャパンの橋謙太さんからゲストトーク

つづいて、NPO法人ファザーリング・ジャパン メインマン・プロジェクトのリーダーの橋謙太さんから、父親の家事育児参加がより幸せな子育て、ひいては街づくりに繋がっていくというお話です。

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ワークライフバランスという言葉が取りざたされるけれど、ワークとライフだけでは、どちらか一方に何かがあると、メンタルが立ち直るのに時間がかかる。実際に、東北の震災でも、子供と母親は、比較的早くメンタルの回復をしたが、父親は時間がかかったという話からの、ワークライフソーシャルという考え方の説明や・・・

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そもそも、育児って誰のためにやっているの?というお話・・・

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最後は、「誰だって、はじめてのことばかりで完璧じゃない。期間限定の子育てを楽しまなきゃもったいない!」というメッセージ。

5.みんなで考える時間・・・

ここからは、みんなで意見を出し合う時間です。

まずは、町田市で子育てしていく上での課題は何だろう?というアイデアソン。出るわ出るわ、10分弱で50近い課題が・・・でも、この課題こそ、町田らしい子育てを実現するための"種"となるはず!

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この中から、2つのテーマにしぼって解決策を話し合います。

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グループAでは、やっぱり男性の育児参加、特に出産前後から継続して関わり続ける環境や行政からのアプローチをつくっていくことの大切さを中心に解決策が話し合われました。

グループBでは、発達障害などの障害グレーゾーンの子どもたちの行く場所がないことや適切な療育を受けることができていない現状について意見交換され、まずは情報が行き届いていないことをすぐにでも改善してほしいという具体的な提案がありました。

6.まとめ

グループごとの話し合いでは、時間を過ぎてもまだまだ話が尽きることはありませんでした。市議会議員の矢口さんからは、

「私には、いわゆる後援会がないので、皆さんの要望や意見を聞く機会が少なかったのですが、新米パパさんのご意見なども聞くことができて、学びの多い時間になりました。たくさん宿題もいただいたので、これから忙しくなりそうです!」

といったコメントもありました。また、その後、有志のランチ会でも話は尽きず、保育士座談会をやろうというスピンオフ企画も誕生しそうです。

みんなで考えた町田らしさだからこそ、みんなで実現しようというムーブメントが起きていく、そんな町田らしいまちづくりが生まれていくことを期待せずにはいられません。

次回は、1月を予定しています。まちだ共創協議会のこれからにご注目ください!みんなで町田らしさをつくりあげていきましょう!