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アピアランスケア ~がん相談支援センターでの体験記録

先日、ANSEM主催「アピアランスケア」についてのセミナーを受けたばかりの こまち です。
今後、アピアランスケアの注目度も増えてくるのだろうな、と思う反面、実際のサロンワークとのバランスも考えると、どう介入していけるのかな…という課題もあり。
まだ見通しが立てていないままの脳内ですが、がんセンターへ入院していた頃に、院内で立ちよった「がん相談支援センター」でのお話を思いだしながら、書きのこしておこうと思います。


■アピアランスケアとは?

appearance …「外見」
care…「心遣い、配慮、世話をすること」

医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、 外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア。

 アピアランスケアの 現状と課題 001005568.pdf (mhlw.go.jp)

がん患者が治療を受ける中であらわれる外見の変化。髪が抜けたり、爪の色の変色などがみられるといわれます。

アピアランスケアは、それらに対してウィッグを付けたり、マニキュアで色を塗るなどして、外見の変化からくる心理的負担を和らげたりします。

https://www.photo-ac.com/

■支援センターでのアピアランスネイルケア

私自身は、抗がん剤を使わない治療内容だったので、あくまで、いちネイリストが「今後何かできないか」という施術する立場で、「がん相談支援センター」にてヒアリングした情報となります。

▶流れ

説明を含む20~30分ほどの予約枠。
必要に応じ、エメリーボードで長さを整えるが、ルースキューティクルのケアはなし。
爪の変色をカバーしたい方が多いので、カラー選びのポイントを説明。
気分転換を目的とした方もいるので、そういった点も確認。

スタッフの方が「上手く塗れないから、プロの人だったらもっとキレイに仕上げてあげられるんだろうに。」と話されていました。

▶使用していた商材

  1. ポリッシュ(マニキュア)

  2. 保湿剤

  3. 指の保護アイテム

詳しい商材名をご紹介していきますね。

⒈ ポリッシュ

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