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地区サポーター講座「スマホをもっと楽しもう」実施報告

地区の社会福祉協議会の方からのご依頼にお答えしたプロボノ活動として、今年も地区サポーター講座を実施いたしましたのでご報告です。

 この活動は コロナ初年度2020年にワクチン予約もできず引きこもりがちの地域の高齢者を助けるために初めて今年で3年目です。

 準備段階では企画力も講師力も必要なので準備しているときは、「大変っ!」「私は報酬目当てでなくなぜこんなことを?」と一瞬後悔するときもあったりするのですが、講座やった後は、良いことづくめで 「やって良かった!」と大変すがすがしい気持ちになるので 、読後感よろしいものになるように活動をご紹介したいです。

1.「やって良かった!幸せ!」と感じるのはこんなこと

・講座準備過程で私もすごく勉強できて知識がバージョンアップして良いな!と感じます。
・参加者の皆さんは、社協の声がけに集まってくださるような方たちなのでNearly 80歳でもとても明るくて前向きです。できないできないと言いながら
笑顔だし、お隣に座った人同士は協力しあうし、やりたいことは最後まですごーく頑張られます。私が Nearly 80歳になったときの「ロールモデル」ともいえるような方々で、老後の不安が完全ゼロになります。

社協イベント参加で楽しく暮らせればお金もあんまりかからないし、地域の同世代で仲良しで支えあったり連絡とりあったりできれば不安も少ないし、社協とつながっていれば行政情報も入ります。
社協さんとつながっておけば 「明るい老後!」と感じられるのです。

2.講座企画の舞台裏

講座の内容は 地域の高齢者を知り尽くしている社協さんのリクエストでいつも、「LINEコミュニケーションとQRコード読み取り」が中心になります。

これは
・社協さんからのお知らせチラシのQRコードは、読めるといいな。
・社協さんがやっているサロン・ミニデイといった高齢者の集まりの日程連絡にLINEグループが使えたらいいな。
という理由からです。

2年前初めて講座を請け負ったときは こんな不安もありました。
・私はLINEのユーザーだけど プロじゃない。こんな私でいいのかな
・マイスマホで講師するから、マイスマホをプロジェクタ照射しなきゃいけない。プライベートが見えちゃわないように工夫しなきゃ。
・地域の方とはいえ、練習でお友達登録とかして、大丈夫かな。
・参加者の皆様 マイスマホ で参加だから、機種もバラバラだし教えられるかな。
・参加者の皆様のマイスマホ 操作を手伝ったりして大丈夫かな。

でも、これらの不安は 「社協さんが仲介していること」で 全然大丈夫であることが実績的にわかってきました。

社協さんの声がけで参加してくださる地域の皆様は Nearly80歳でも明るくて前向きです。交流して楽しいんです。マイスマホを 私に信頼して見せてくださる様には 私も愛をもって対応しております。参加者の皆様とつながること、講師の私もとても楽しいのです。お金をとった有料講座にしようかな、と思うときもあるし、私にはそうできる実力もあるような気もするのですが、この交流の楽しさはプロボノゆえかな、という思いもあって今しばらくはプロボノで活動する所存です。

3.講座内容のご披露

講座は、総務省施策 デジタル活用支援の資料を活用しています。マップの使い方・LINEの使い方・スマートフォンを安全に使うためのポイントを知りましょう を使っています。ぜひこのリンクタップしてみてください。

「スマートフォンを安全に使うためのポイントを知りましょう」を画面照射して語っている際には、パスワードの話には皆さん喰らいついて聞いてくださいます。不審なメール・・の話の時には、私や夫の失敗談も語って、駆け込み寺188もあるし、何かあっても慌てないで!誰でも多少はあるんですから一人で抱え込まないで!を強調しています。終わった後にも パスワードの話がすごく勉強になりました、と言ってくださる方もいて、このテキストはとても良いな、と思いました。うーんと広まるといいな。

「マップの使い方」は、みなさん、目的地を表示させることはできるのだけど、GPS設定を怖がってオフにしている方が大半で、「経路」のボタンを押したことがない方が大半でした。「ここから目的地までの行き方を調べる」はやったことがないのです。出発時間を変更させたりすることも知らないし、車・電車・徒歩を切り替えることも知らない方ばかりで、ご案内するのに思ったより時間がかかってしまいました。

LINE・QRコードは毎度おなじみ・・なので、初めての方もいましたが、社協の方も教えられるようになっていて、皆様無事できるようになっていただいています。

今回は、講師の私が欲張って、「マイナンバーカード健康保険証」の話(登録の仕方を教えてマイナポイント7500ポイントをゲットしてもらおう)とか首都直下地震に備えて 「J-ANPI 安否情報まとめて検索」を教えて、スマホが輻輳になっても慌てないようにしてもらおう と思って準備していました。
しかし、これらの内容は残念ながら時間切れで、私の自作テキストをお渡しするのみになってしまいました。 マイナンバー関係、デジタル庁に協力して普及促進に協力できるのですけどね、と思うと少々残念でした。社協さんは、「毎年やっていると数年後にはそこまでついてきてくださる参加者が出てきますよ」、なんて悠長な感じで慰めてくださいます。私も社協さんと一緒にそうなるときまで活動を続けていきたいです。

4.まちかどデジ活会員募集

まちかどデジ活の会員になってくださった方には 私の準備しているテキストは使いまわしOKにしておりまして 現在の会員の方にはご活用いただいております。

今現在 会員になっていただいているのは 同じ会社の同僚の方で
ご自分の住む地域で 町内会役員とか スポ少とか すでにいろいろやっていらっしゃる方々です。お仕事が忙しいときなどは気にしないでいただいてOK!として気楽に会員になっていただいています。
町内会やPTA、スポ少の連絡ごとなどをDXしたい方はたくさんいると思うので、そういう方々の相互助けあいができるよう、もっと会員は増えてもいいな、と思っているのですが、会員募集のWEBサイト作るとかの時間がありません。本note読んで興味もっていただいた方には 私&現在のまちかどデジ活会員がもっているノウハウで対応できる範囲は、個別対応いたしますので、本noteでどうぞご連絡ください。今は活動首都圏ですが、代表の私はとある政令指定都市在住経験も長いし、全国どこでも対応可能と思っています。どうぞよろしくお願いします。

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