見出し画像

まちかどデジ活 発足の経緯

まちかどデジ活は 2021年春 IT企業会社員女性の N(通称 こよのすけ) が立ち上げて、同じ会社の50代男性2人にメンバーになっていただいている任意団体。

このnoteのアカウントをつくって活動はしていたものの、発信はできていなかった。このたびメンバー3人がオンラインで集まってここ4ヶ月の振り返りと今後について話し合ったので、今までの経緯をまとめておくことにした。

まずは発足の経緯。

N(通称 こよのすけ)は現在50代前半の女性。リケ女としてIT企業に正社員採用されたという自負のもと、26年間もの長きにわたり、男性同様に一部上場企業のIT企業で転勤も受け入れながらイロイロな仕事(ITプロジェクト)に携わってきた。とはいえ、、育児もしてたから 管理職になれる気もせず、育児休職とれて働き続けられているだけで満足〜と思っていた。

義父母、父と イロイロありながらも主たる介護者になることなく よき嫁、よき娘として無事に看取った後 N(こよのすけ)が40代後半(今から6年前) の時、「70代後半の実母が 実父亡き後に癌で大きな手術をしたから術後支援者が必要!」(要するに 自分が主たる介護者になるしかない状況)となった。それで 夫を元の家(マンション)に残したまま、私と子だけが実家に出戻る、という事態となった。

N(こよのすけ)的にも その夫さん的にも その選択はいたしかたないものだったのだけど、子は転校の憂き目にあいちょっと大変だったし、転校した小学校のママ友的には、離婚家庭に見えたようで、イロイロ大変だった。が、N(こよのすけ)は正社員の仕事は手放さなかった。会社の後輩女性たちは女性活躍推進の波に乗る中で、母の介護を考えざるをえなかったのは残念だったけど、仕事は好きだし まあ、ホワイトなちゃんとした会社だから、きちんと介護の状況を説明すれば 休みや時短もとらせてもらえて、介護離職はせずに済んだ。管理職になれない分努力しなきゃと思って、データ分析の資格を取ったり最新技術のRPA言語を学んだり、なんていう努力もしていた。

母は デイケアや在宅訪問介護は一切拒否だったので、私が同居生活支援をしながら 社会福祉協議会の方にいろいろ相談。時折有料の家事サービスなどを頼みながらなんとかやりくりし、生活や自分の仕事はまわせるようになった。

そんな頃、自分の母以外の地域の高齢者はどうしているのかな、私以外の会社員は皆親をどうしているのかな、など いろいろ気になりだし社協の 地区サポーターというボランティアに登録して ぼちぼち地域の高齢者支援をやってみた。
その他 一般社団法人エムむすび https://m-musubi.or.jp/の一員となり、有料老人ホームに昭和ポップスのレクやカラオケを提供する活動をボランティアでやってみたり
実家なんとかし隊https://jikkanantokashitai.com/の毎月の勉強会に参加して、お一人の方用の 終末期医療の意思表示のやり方とか終活とか 最近の葬儀の形とか いろいろ学んだ。

2020年コロナになってからは、私はずっと在宅勤務になり、社会福祉協議会の方から、高齢者の集りレクができなくなり、フレイルになりそうな方が多くて大変、というお話を聴いた。
地域の高齢者のために スマホを教えてあげてくれないかと頼まれてお受けすることにした。(社会福祉協議会の連絡メールを受信できるように、LINEをインストールしてお友達登録やグループLINEができるように、ということ)

その時の案内文を添付してみた。(関係者にご迷惑がかからぬよう、へんにぼかしてみたが、これは・・私の原点の活動なので・・掲載させてもらった。)

がこちらで、テキストは自作でつくったから相当大変だったが、ああ、私、人にいろいろ教えられるんだなあ、みんなこんなことがわからなくて困っているんだなあ、という想いはした。

そんな頃、私の勤める会社は 大企業だもんだから、SDGsに貢献した活動をしなくっちゃと色めきだち社会課題を解決しつつなおかつ儲かる(ビジネスとして成り立つ)新規事業を考えてみよう!的な研修がいくつも行われた。
有志参加の研修だったが、頑張って参加してみると上手に社会課題解決型ビジネスを起業してまわしている人は本当に素晴らしく・・
ああ、私もあんな風になれたらなあ、という想いでいっぱいになった。

スマホ、みんなできなくて困っているんだな、
私の母は私が必要な連絡をなんでもやってあげるから全然困らないけど(コロナのワクチンのネット予約もやってあげた)と思い

社会貢献のため、ニーズがあるならやります
私が知ってることを教えることぐらい簡単です

と思って始めた・・というわけ。


団体、と名乗るために何をすべきか・・は結構全然わからなくて
世田谷トラストまちづくりのはじめの一歩というのに応募したら 「3人必要」というので

私の会社の研修で一緒で、ホンっとに地域のために 町内会役員やったり小学生にスポーツの指導員やったりしている50代男性Fさんと

霞が関のお仕事している人に飲み友達がたくさんいて、世の中のことをすごーく知っている男性Iさんと 3人で団体と名乗ることにした、というわけ。

この後、4ヶ月活動してみたらイロイロあってまたイロイロ思ってイロイロ仕切りなおすことになるのだけど、そのまとめはまた別途投稿します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?