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「幸福経営」のコンセプトをかじってみよう!

「幸福経営」。職場の若手からそのワードを聞いたときは、ちょっとアヤシイ香りが。。。なんて思ったけれど、せっかくの機会だから調べてみました!

要は幸福度という観点から日ごろの行動を見直して、心も身体もいいコンディションに持っていくことが肝なのかなという印象。いい仕事をするために心と身体のコンディショニングを大事にするということは普段から意識していたことなので、もともと自分が考えていたことと、幸福経営のコンセプトは近いように感じました!

★幸福度の高い社員はこんなにスゴイ!?
 研究によると、幸福度の高い社員には以下の傾向が見られるとのこと。なんかいろいろすごいですね。まるで"ドラクエのスーパーハイテンション"状態みたいだと感じました。

幸福度の高い社員は、、、
・創造性が3倍、生産性が1.3倍高い。
・心の病になりにくい。
・離職率が低い。
・利他的で自己肯定感が高い。
・健康や長寿につながる。

Q.Well-Being(ウェルビーイング)とは?
  
幸福と言えば出てくるのが。Well-Being(ウェルビーイング)という概念。平たく言えば、いい状態、Good Conditionってことでしょうか。

Well-Being(ウェルビーイング)
 =
体も心も良好な状態にあること。
  ・身体の良好な状態→健康
  ・心の良好な状態→幸福 

Q.幸せってどうやって測るの?
 
幸せにも測り方ってあるんですね。要は直接聞くか、別の指標を基に間接的に測るかの2種類とのこと。

①主観的幸福(Subjective Well-Being) 
 アンケートで幸せの度合いを直接聞く。
②客観的幸福(Objective Well-Being) 
 何かを計測して幸せの指標にする。
 (例:収入、安全、健康、脳波、笑顔)

★幸せには「長続きするもの」と「長続きしないもの」がある!?
 長続きする幸せってなんだかロマンチックですね(笑)カタチあるものはいずれ滅びるではないですが、モノではなくコトに長続きする幸せは宿ると感じました。

①「地位財」型の幸せ→長続きしない!
 地位財:他人と比べられる財 (例:金、モノ、社会的地位 )
②「非地位財」型の幸せ→長続きする!
 非地位財:環境の状態(安全など) 、身体の状態(健康) 、
      心の状態(幸せの4つの因子)

★幸せの4つの因子!?
 幸せには4つの因子があり、この4つの因子がそろった人が幸せな人という分析結果が出ているとのこと。確かにこれがそろっていたら幸せだし、イキイキしそうだと納得!

①自己実現と成長(やってみよう因子)
 夢や目標を持つ人、かなえた人は幸せを感じる。
 逆に「やらされ感」で仕事をしている人は幸福度が低い。
②つながりと感謝(ありがとう因子) 
 いろいろなことに感謝する人、利他的な人、友人や同僚との繋がりがあると幸福を感じる。
③前向きと楽観(なんとかなる因子)
 前向きで楽観的な人、 細かいことを気にし過ぎない人は幸福 度が高い。
④独立と自分らしさ(ありのままに因子)
 人の目を 気にし過ぎず、自分らしくイキイキす る方が幸せ。 

★幸せ=お花畑ではないらしい。もっと前向きなとらえ方を。
 幸せって、手放しでHappyみたいな状態ってわけではないのですね。参考資料に書いてあった以下の点が印象的でした。

・「幸せ」とは、 お花畑ではない。
・自分を磨き、ワクワクし、多様 な仲間とともに、前向きに自 分らしく自
 己実現している人 が幸せな人(社員)。Well-Being経営の時代! 
・労働時間を短くするのもいいが、 その前に、信頼する仲間とともに行う
 仕事が楽しくてワクワクしてたまらなくなるような施策を!

■出典:幸福学×経営学 社員と社会を幸せにする経営とは!?
http://whitecompany.jp/docs/Dr.Maeno170425.pdf

■出典:幸福経営学 ~社員と社会を幸せにする経営~
https://www.doyukai.or.jp/publish/uploads/docs/2018_07_06.pdf

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