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「特命調査 慶応甲府」2023年 徹底解説

※2023年秋時点の情報です


「特命調査」とは?

初期刀にまつわるシナリオ付きの大型イベントである
全部で5つの「特命調査イベント」があり、順番に復刻開催される

  • 「聚楽第」:山姥切国広 報酬:山姥切長義

  • 「文久土佐藩」:陸奥守吉行 報酬:肥前忠広・南海太郎朝尊

  • 「天保江戸」:蜂須賀虎徹 報酬:水心子正秀・源清麿

  • 「慶長熊本」:歌仙兼定 報酬:地蔵行平・古今伝授の太刀

  • 「慶応甲府」:加州清光 報酬:一文字則宗

特命調査シリーズは四回目の開催
今回は5番目の慶応甲府が最初に復刻されるようだ
一通り復刻した後は1年以上空く可能性が高いので、ログインできる人は全員やろう

通常のイベントとは色々と異なるので、初めての人はキチンと基本を抑えておきたい
幸い戦闘の難易度はそれほど高くなく、途中のマップギミックを理解すれば比較的簡単にクリアできる

特命調査でできること

  • イベント限定刀剣が手に入る

  • ここだけのシナリオやBGMが楽しめる

  • イベント回想(場面)が回収できる

慶応甲府では一文字則宗が報酬となっており、
加州清光と彼のストーリーを辿ることになる
報酬刀剣はクリア報酬で確定入手できる他、クリア後の稀ドロップ、および周回報酬で入手できる

「場面」について

イベント限定の回想を「場面」と呼ぶ
特命調査では以下の差分がある

  • 通常

  • 「初期刀(初)」編成時

  • 「初期刀(極)」編成時

の3パターンが存在する
慶応甲府の場合は加州清光 or 加州清光 極を連れて行くと彼らの会話が楽しめる
見れなかった場面もシナリオクリアすれば全て「回顧」に登録されるので安心して進行して構わない※

※クリア時点で「初期刀(初)」「初期刀(極)」を非所持(刀帳未登録)の場合、それらに対応する場面は一旦登録されないが、入手すればイベント期間外であっても即登録される

なお、「途中帰城時および再開時のボイス」は場面扱いではないため聴き逃すと二度と聴く機会が無くなる
進行度別に用意されており、全部聴くのはかなり大変だが気になる人はチェックしておこう

BGMについて

特命調査はBGMも魅力の一つ
各特命調査毎にマップBGM2~3曲、最終戦1曲の専用BGMが用意されている
慶応甲府の場合は以下の通り(曲名は宴奏会準拠)

  • 「場面 会話」:場面再生中の共通BGM

  • 「甲府 躑躅ヶ崎」:第一マップ:躑躅ヶ崎のマップBGM※

  • 「甲府 古府中」:第二マップ:古府中のマップBGM

  • 「甲府城」:第三マップ:甲府城のマップBGM

  • 「甲府城 本丸最終戦」:最終戦の戦闘BGM

太字の曲は回顧再生中でも聴くことができる
※はイベントを進行すると聴けなくなる

特命調査での注意点

  • 刀剣破壊あり

  • 毎日補充される賽子(サイコロ)でイベントを進行する

  • 賽子の任意補充は課金のみで行う、賽子は大事に使おう

  • 出陣部隊は遠征のように各種行動制限を受ける

  • 一部出陣制限がかかる刀剣がいる

  • 評定「優」獲得(シナリオクリア)に少し条件がある

  • 一度シナリオクリアすると元の進行度に戻せなくなる

賽子について

特命調査の進行方法

特命調査は「賽子」を振りながら長大なマップを進行する
いわば「すごろく」イベントである
賽子は通行手形のような「イベント専用スタミナ」であり、現実の賽子と同じように1~6の出目がランダムで出る(期待値3.5)
振り切ったら次の補充を待たねばならない
手形同様、毎日5時と17時に3つずつ補充、最大6個まで保持できる
注意点は手形と違って任意補充に課金が必須である点

補充できる賽子は必ず「7」が出る「七福賽」
クリア後は「抜け道の鍵」でボス前へショートカットも使える

これらのアイテムはログインプレゼント、イベント報酬等を除くと課金しなければ入手できない
周回報酬を全て埋めるには課金が必須なので、なるべく報酬刀剣を入手したい人は覚悟しておこう
無課金の場合でも賽子は余さず使用し、なるべく多く周回できるとお得
課金額の割には得られる報酬は少ないため、無理に課金する必要はない

ちなみに回復アイテムである「勝栗」は手入れの代わりにも利用できるため、できれば温存しておきたい

今回の特命調査は「一日6賽子」かつ「三週間開催」なので、今までで最も多くの賽子が補充される
古府中のギミックに手こずらなければ、無課金でも現実的に10周クリアが狙えるようだ(過去にクリア済みの人の場合)

出陣における制限について

出陣部隊は撤退しない限りイベントマップに駐留する
そのため遠征と同じように刀剣男士の行動制限があったり、近侍を含む部隊は出陣できなかったりする
撤退したり敗北すると賽子による「行動回数」が0になり、中継地点に戻されてしまうので、部隊を変更したい場合は原則的に帰城マスで行うことになる
イベントを中断する場合は撤退ではなく「中断」を選ぼう

またシナリオの整合性を保つためか、シナリオクリアまではイベント報酬となっている刀剣を出陣させることができない
慶応甲府の場合はシナリオクリアまで一文字則宗は一切参加できないということである
シールや配布で先んじて限定刀剣を入手した場合、この制限を受けることになる

シナリオクリアについて

シナリオのクリア条件は以下の通り

  • 「聚楽第」「慶応甲府」:最終ボスを撃破し、評定「優」を取得

  • 「文久土佐藩」「天保江戸」「慶長熊本」:最終ボスを撃破し、更に中ボス※を再び倒してもう一振りの報酬刀剣を入手し、調査任務を達成する

※天保江戸のみ、最終ボスを再び撃破

最終ボスの撃破には単純に勝利するだけでなく、特定の条件を達成しないとパスできない
聚楽第以外は以下のような条件になっている

  • ボスキャラクターの撃破(部隊長の破壊、慶応甲府のみ2列目打刀撃破も必要)

  • 勝利ランクA以上

つまり「ボスキャラクターを破壊せず勝利する」「B勝利以下である」場合は規定の場所まで戻されやり直しとなる
慶応甲府は「破壊」ではなく「撃破」と表現されているので押し出し勝利でもOKかもしれない(情報求む)

また、シナリオクリアすると以下の変化が起こり、二度と戻せなくなる

  • 敵の強さと経験値が上昇する

  • 第二マップからのスタートとなる(聚楽第以外)

  • 「抜け道の鍵」の使用でボス前へショートカットできるようになる

  • 各ボスでドロップが発生するようになる

  • 未回収の「場面」が回顧に解放される

  • 最終ボス突破に特殊条件が必要なくなる

  • 一部のネームド敵がモブに差し替わる(慶長熊本・慶応甲府のみ)

このクリア状態はアカウントを消さない限り、たとえ次回の開催時であっても保たれる
攻略上は気にせず進行してしまって構わないが、クリア前でないと二度と見れなくなる要素も一部あるので気にする人は気をつけよう

クリア後は見れなくなる要素

  • 途中帰城および再開時のボイス

  • ネームド敵を含むクリア前の敵編成、およびネームドの敵名

ネームドの敵は歴史人物にまつわる名称が付けられており、シナリオ考察の上では重要な情報である
ネームドは各ボス部隊に含まれているが、慶応甲府の場合は後半の警備敵にも含まれる
順当に攻略すると会うことすら無いままイベントが終わってしまうので、特に興味がある人はわざと戦ってみるのもアリではある

各マップの特徴

特命調査共通で初回は難易度5(初Lv90、極Lv35以上推奨)、
クリア後は難易度7(極Lv50以上推奨)とされる

実際は高速槍や苦無のような極端な敵はほとんど出ず、せいぜい最終ボスが少しだけ強い程度 初回は回復マスもあるため、表示ほどの難しさはない
あまり気負いせず挑戦しよう
目安として、池田屋の記憶を突破していれば初回クリアは十分可能と考えられる

なお各マップは原則一方通行であり、次のマップに進むと戻れなくなる
また最終ボス以外のボス戦ではデイリーの「ボスを1回撃破」を消化できないと思われる

第一マップ(躑躅ヶ崎)

第一マップは単純な一本道、聚楽第以外は二周目以降入れなくなる
戦闘条件は昼・市街戦
慶応甲府では躑躅ヶ崎(つつじがさき)が該当

第二マップ(古府中)

ここからマップギミックが登場する
戦闘条件は昼・市街戦

慶応甲府では古府中が該当
自陣を守りつつ敵陣地を攻略する、いわゆるタワーディフェンスのギミックに挑戦する
慶応甲府は最後の特命調査だったこともあり、仕様を理解していないとギミックの突破が難しいので注意

重要なのは「繋がったオレンジマス」内は行動階数1回で自由に移動できること
旗の立った三拠点を守りつつ、オレンジマス(自陣マス)を行き来しながら侵攻する敵を撃破
最終的に大砲のボス2体を撃破することでクリアとなる

オススメの攻略法

  1. 序盤は自陣付近の侵攻敵を倒していく

  2. 中盤は一本道にならないように自陣マスを増やしつつ、各所の侵攻敵を迎撃する

  3. 終盤は奥の侵攻敵を倒しながら大砲マスに接近する

  4. 侵攻敵を10体倒す

  5. 自陣の三拠点を全て侵攻される前に大砲ボス2体を撃破

注意点

  • 敵の侵攻、大砲によって自陣マスは失われる

  • 隣接していない自陣マスには直接移動できない

  • 侵攻敵を10体倒すと増援はなくなるが侵攻は止まらない

  • 突き当たりまで侵攻した敵は横移動を始め、拠点を狙ってくる

  • 自陣の三拠点に全て侵攻されると行動回数を失い、スタート位置に戻される(撃破数は維持される)

侵攻直前の敵の正面に待機すれば侵攻時に戦闘になり、勝利すれば防衛成功となる 敵の侵攻タイミングを見計らうと行動回数にムダが出にくい
拠点に近づく侵攻敵を1体ずつ潰していけば確実に自陣を守れる
少ない手数で迎撃に向かうのが理想だが、怖い場合は全ての侵攻敵を狩ってから大砲ボスに向かうといいだろう
最悪、やり直しになっても撃破数は継続する

ちなみに大砲ボスを2体倒すとイベント任務が達成されるので忘れず受け取っておこう
またシナリオクリア後は大砲ボスで極稀に一文字則宗がドロップする

第三マップ(甲府城)

二つ目のギミックマップ
文久土佐藩、天保江戸には存在しない

慶応甲府では甲府城が該当
前半は昼・市街戦、後半は昼・屋内戦
後半は範囲攻撃や弓・投石が機能せず、長柄の打撃が弱体化する

ここでは巡回する敵に見つからないように進行する
いわゆるステルスゲームのようなギミック
警備敵に衝突すると戦闘になり、勝敗に関わらず直前の帰城マスに戻されてしまう

このマップで重要なのは現在マスをクリックするとその場に待機できること
これを知らないと行動回数を無駄に消費してしまうので覚えておこう
待機すると行動回数も消費されない

前半の警備敵は往復するのみ
後半の警備敵は区画内を周回している

待機しながら警備敵の動きを観察すれば、衝突することなく突破できるはず
最後の警備敵は左下のマスで進行方向を変える場合があるので、そこまで待機してしっかり次の進行マスを確認するとよいだろう

なお、慶応甲府終盤は敵槍が多い
シナリオクリア後の場合、低Lv極の火力、機動だと被ダメがかさむ場合があるので注意(特に打刀極)

更に余談だが、初回挑戦時の1番目、3番目、5番目の警備敵にはネームドの敵が含まれる
特に5番目の敵部隊長はかなり硬いらしい
気になる人はわざと当たってみるのもいいだろう
ちなみに警備敵にわざと当たった場合は経験値が極端に下がる

最終マップ(甲府城 本丸)

強力な敵と三連戦となる最終マップ
三番目のマスが最終ボスとなる
昼・屋内戦のため、範囲攻撃と弓・投石は機能せず、長柄は打撃弱体化
慶応甲府では甲府城 本丸が該当

初回時の最終ボス打刀2体は非常に素早い
敵部隊長の方は高レベルの短刀極で先制できた報告例あり
もっともそれ以外に特別強い要素はない
敵を倒しきることに集中すればさほど苦労せず突破できるだろう
Lvに自信がなければ短刀極の銃でダメージを増やすことをオススメする

評定「優」を取れれば晴れてシナリオクリアし、一文字則宗が入手できる
シナリオクリア後は一文字則宗のドロップが狙える
流石に通常の稀ドロよりは緩く設定されているようだが、周回数に限界があることを考えると決して高くない確率のようだ
則宗の追加入手を目指すなら、まずクリア報酬を確保しよう

おまけ

慶応甲府の戦闘背景とネームド敵の一覧
ネタバレ注意
画像のアス比が現在と異なる可能性あり

躑躅ヶ崎
古府中
甲府城
甲府城 本丸
  • 躑躅ヶ崎ボス:打刀_八番隊隊長

  • 古府中ボス左:薙刀_四番隊隊長

  • 古府中ボス右:薙刀_六番隊隊長

  • 警備敵一番目:打刀_三番隊隊長

  • 警備敵三番目:打刀_二番隊隊長

  • 警備敵五番目:打刀_副長

  • 本丸 一番目:槍_十番隊隊長

  • 本丸 二番目:槍_七番隊隊長

  • 本丸最終ボス:打刀_局長、打刀_一番隊隊長








まとめ

  • 賽子を毎日大切に振ろう、本丸画面に戻るときは「中断」

  • 古府中では自陣内を自由に移動、甲府城では現在マスに待機できる

  • シナリオクリアで全ての場面は解放できる(一部演出は見れなくなる)

  • 無理して課金しなくてもいい

  • 勝栗は手入れの資源節約に利用できる

サポートいただけると失踪率が下がります