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【気持ちが違えば結果も違う】②

周りからの本気の励ましの言葉を、ほぼ“完全無視”し続けた叔父さんでした。

今、思えば、ほぼ“完全無視”というよりも胃がんを告知されて“怒りと恐怖”の感情しか湧いてこなかったんじゃないかと思えます。

そんな周りからの励ましの言葉って叔父さんにとっては気休めにしか捉えられずに、時間が経つに連れて叔父さんの感情は激しくなっていきました。

お見舞いに行くと…
『もうすぐ死ぬ老いぼれを眺めて楽しいか?』
『なんで俺ばかりこんな貧乏くじ引かされて!』
『俺が死ぬことは知っているんだろ!』
『医者と口合わせているんだろ!』
『絶対に騙されないからな!』

身内に対してもこのあり様だったから自分の家族にはさらに激しくあたっていたはず。

担当の先生は
『がんと言っても幸いなことに早期発見でしたので術後は経過を見て通常なら1ヶ月もしない内に退院出来ますからご安心ください』
っと本気で言っていました。

にも関わらず、叔父さんは、あたかも“自分は死ぬ!”って“潜在意識”にすり込み続けてしまった結果…

叔父さんは2ヶ月後に本当に死んでしまう結末になりました。

“潜在意識”恐るべし

痛感させられたのである。

さらにつづく。

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