![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85033649/rectangle_large_type_2_3c50c28123180a69f580e041b57ac6ea.jpeg?width=800)
400/1000 モト(喫煙)@ 東京都港区芝大門 220407
このお店、間違いなく、行こうと思って入る喫茶店ではないです。でも私にとって、宝の山のような喫茶店。
数年前、この近くで仕事があって、たまたま時間があったので入ったんです。他に喫茶店なかったので。
![](https://assets.st-note.com/img/1660877959249-U8X2n8sMnU.jpg?width=800)
中はよく見えないし、店の前には壺や狸の置物があって薄汚れているし、入口のドアも開けにくいし、そして喫煙だし。普通だったら絶対この時点で入らない。でも、なんだか知らないけれど入ってみたい衝動に駆られたんです。
入ってみると、思わず、絶句。
ここはゴミ屋敷か!
と思うくらい、お店の中は、もので溢れて、座るソファもどこにあるのか分からないくらい。
お店には誰もいなく、奥から
「いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ。」
と、この店のマスターらしき人の声。
物の中をかき分け席を見つけるて座って、まじまじと中を見回しました。
すると、目に飛び込んで来たのは、至る所に絵画が飾ってある、いや、置いてある、いや散乱していると言った方がいいかも。
もともと美術が好きな私は、あー案外ここいいかもと思いさらに眺めると、ハッとする絵がありました。
私の好きな画家、鴨居玲の画があるではないか。まさか、これ本物でないだろうと思い、珈琲を飲んで、支払いの時にマスターに鴨居玲の画本物かどうか聞いてみた。すると
「本物だよ。他にも数点あったがもう手放したけどね。」
えーびっくり!
と言うことは、無造作に置いてある絵も本物!?
その日から、近くによったら、マスターと絵画談義をするために、立ち寄っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1660878911532-B37u1zCTle.jpg?width=800)
モト
東京都港区芝大門1-4-16
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?