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沖縄で気をつけていたのに

繊細な消化器官を持っている為、沖縄滞在中は調子が悪くならないよう食事は細心の注意を払って過ごした。
もう1つの理由に沖縄のウォッシュレットと相性が合わないのもある。
詳細は「沖縄で気をつけなければいけないこと」

今回もまた、だ。
滞在ホテルのスイッチを弱にして、止めるスイッチを確認した。
、はずだった。

3日目の朝、コトは起きた。
強い。凄い圧だ。
ウォッシュレットがうねりをあげた。

沖縄ホテルの清掃後のデフォルトは、強なのだ。
なぜだ。
確認を怠った、僕の負けだ。

「沖縄 ウォッシュレット」でググってみたが
海人だから水圧に強いなど諸説あったが、正しいのか。

帰りの那覇空港、22番ゲートで僕の名前を呼ぶ声が聞こえる。
案の定、沖縄料理に消化器官を壊された俺は、まだ個室でウォッシュレットを確認中だ。

客室乗務員に急いで案内され、自分で選べなかった30Bの座席にはABCの座席とも黒木メイサ風の3人女子が座っていた。
僕が遅れて搭乗したのでグループで勝手に座席変更したようだった。
座席Bなので黒木メイササンドイッチ状態に心揺さぶられたが、自分1人なのでどうぞと、譲った。

メイサBの座席に案内された席の横には、海人と書かれたプリントTシャツを着た大男が座っていた。
沖縄ウォッシュレットの謎を知っている人物かもしれない。

海人大男にさり気なく聞いてみるのも旅の思い出で良いだろう。
機内サービスのドリンクを飲みながら、ゆっくりと。

その時が来た。
海人大男がドリンクをもらう時の言葉を聞き逃さなかった。

客室乗務員「ミルクはお付けいたしますか?」

「んだ。」

ただの東北の大男じゃねえか。

未だ沖縄問題は解決していない。

折り返しの人生を少しでも素敵に。 アップルコブラーというスイーツが好きです! それを手に入れるためのものも好きです。。。