ビレッジ

ロールモデルという原動力と大きな気づき (前編)2017秋

2017.9.7 Manegemateブログ投稿

こそだてビレッジのコミュニティマネージャーを卒業し、新たにクリエイティブと掛け合わせた領域でコミュニティマネージャーとして仕組み作りを素敵な仲間と前進させています。

場所が変われどコミュニティに対する考えは変わらず、半径65cm片手の長さの距離の幸せを考えて一歩ずつ。(ちなみに、新しく参画したエモーヴは半径3mの課題解決がミッション)

そして3ヶ月経った今、ワタシ自身がこの数年で変化しアップデートしている考え、ワタシがハマった落とし穴を書いておこうと思いました。きっと長くなるので連載です…

数年前、まだ社会に無い形として、子連れシェアオフィスを周知する為に、沢山のメディアや行政、企業にアプローチをしていた時。子連れシェアオフィスと言っても、全く人が入らなかった時にマネージャーを任された事もありとにかく必死。大型セミナーに出向き、登壇者にアタックしたり、外へ外へ向かっていました。

そこでいつも言われた「理想だけどイメージ出来ない。」という言葉。

そして極め付けが若手官僚の方が内々にですがと私の耳元で言ったこと。

「国も行政もロールモデルが無いと動かないですよ。

だって自分なんか子供と会うのは週1回、朝ゴミ出して子供をそのまま保育園に送るっていうその1回しか子供と会っいない。後は深夜にタクシー帰宅がザラですから。

そんな人達に理想言っても無駄。」

そりゃそーだ!国の制度を決める人たちがこれじゃあ、未来を思い描けないなっていう気持ち半分、ふざけんなよっ!っていう気持ち半分(笑)

だから私は、『ロールモデル』という言葉に必死になりました。30人子育てと働く何方も前進させている親子を作って見せなければ、と。

そして、その意気込みと時代の流れが相まってメディアの『ロールモデル時代』到来。読者モデル始め、リアリティが求められるようになり、1年半位した頃には某ママ冠雑誌に載るまでに。

ここ数年で子連れシェアオフィスは増えたのも事実だし、このスタイルに合った補助金も少しずつ増えているのも事実。

でも、私の中に…あれっ?という気づきがうまれてきたのもこの時期。ブラックホールに落ちたような、そんな時期でもあり。

そして教えてくれたのは、コミュニティとして集まった親子たちでした。

続く…

こそだてと働くに選択肢を macco

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