見出し画像

【Razer STRIDER】滑るのに止まる新感覚ハイブリッドマウスパッド

最近少し涼しくなってきましたけど、家にいるときは必ずエアコンをつけてます。

こんちゃ、まっくです。

今回は、2021年9月30日にRazerから発売されたマウスパッド「STRIDER」をレビューしていきます。

※YoutubeやTwitchなどでAPEXのプレイを配信しております。自作PC関係やデバイス系の質問にも答えております。良かった見に来てください!


1.基本スペック

サイズと価格

Razer STRIDERは2種類のサイズ展開があります。

画像1

Lsize:450mm×400mm×3mm 3,980円
XXLsize:940mm×410mm×3mm  6,480円

今回購入したのはLsizeです。


表面加工

・独自折り目のポリエステル製

画像5

・防水加工

画像4

・端はスティッチ加工あり

画像3

・裏面には滑り止めのラバーあり

画像5


2.パフォーマンス


巻き癖

かなり大きな箱に梱包されており、出した瞬間でもほぼ巻き癖はありません。

画像7

箱はRazerから出ているGigantus V2や、他のメーカーの丸めて入っている箱よりもかなり大型で、長期間在庫として持っても巻き癖は付きにくそうな感じがあります。

ただ、写真を撮る際に多少きつく曲げたのですが、その際に表面の滑走面に一瞬だけ曲げ跡のようなものが付いたので、あまりきつく長期間曲げるとよくなさそうです。

ちなみに出した瞬間に若干ラバー臭のような、独特な匂いがあります。


滑走面

材質はポリエステル繊維でできており、かなり凹凸があり手で触るのはもちろん、マウスを握った上からでも多少ザラつきを感じるほどです。

画像8

Razerからはハイブリッドソフトとハードタイプのマウスパッド両方の良い面を装備したマウスパッドとのことです。

ポリエステル繊維と防水加工の為、手汗や湿気耐性はかなり高く、アームカバー無しでも常に腕の滑り心地は一定です。

クッション性はほぼなく、かなり強い力で押し込めばわずかに沈みますが、まったく沈まないと言ってもいいでしょう。マウスのストッピングに沈み込ませて止める人には向いていない気がします。

右上にRazerのロゴが入ったステッチがつけられていますが、ほぼ触らない箇所+小さいので邪魔にはなりません。

エッジにはステッィチ加工が施されており、長期間使用してもほつれないようになっています。また、スティッチ加工は滑走面とほぼフラットになるように編まれており、腕を置いた時にスティッチが擦れて痛いということはなさそうです。

Steelの「QcK edge」は段差があって硬かったので使用しているときに結構痛かったので助かります。


裏面

裏面は全面ハニカム模様のラバー製滑り止めとなっています。

画像9

今回購入したのはLsizeなのですが、Lsizeだと滑り止めの性能が足りず、APEXを2~3試合すると2~3ミリマウスパッドがズレました。

Gigantus V2も確か同じような滑り止めでしたので、ここは改善してほしいポイントですね。見た目はいいのですが...。

XXLsizeは倍以上大きいので恐らく大丈夫だと思いますが、気になる方は何らかの滑り止めを別途購入した方がよさそうです。


3.実際の使用感


使用環境

APEXlegendsをメインに3日間使用しました。


比較対象

メジャーなマウスパッドである「SteelSeries QcK」「Logicool G640」と、ハードタイプのマウスパッドとして「Logicool G440」「SkyPad glass2.0」と比べていきます。


滑り心地

滑りが速い順に

G440<SkyPad≦STRIDER<G640<QcK

といった感じでした。

マウスパッド全体から見るとかなりスピード寄りのマウスパッドです。振り向きなどの大きくマウスを動かす時は抵抗感なく、非常に滑らかに滑りました。ガラス製のSkyPadと比べても変わりないほどです。

表面の独特な形状のおかげで使用感はソフトマウスパッドというより、ハードタイプに近いような印象を受けました。

実際、ガラス製のSkyPadからいきなりSTRIDERに変えましたが、スムーズに移行できました。

ですが、ハードタイプと違う点でマウスパッドと違い止め性能にかなりの違いが見られました。

遠距離の狙撃や、繊細なAIMが必要な場面など細かなマウスを動かす際には抵抗感がかなり増しコントロールタイプの様な印象を受けました。感覚的にはバランスタイプの「Logicool G640」に似た感じです。

基本はスピードタイプの滑らかさで、必要な時にはコントロールタイプのような抵抗感のある滑らかさにも変化する面白いマウスパッドだと思いました。

Razer公式の言うようにハイブリッドソフトとハードマットのいいとこどりのマウスパッドという謳い文句は間違いないと思います。


4.結論

画像10

Razer STRIDERはソフトとハードのいいとこどりをしたハイブリッドマウスとして発売しましたが、その言葉に嘘はなく、確かにハードタイプのスピード感のある操作感と、ソフトタイプの抵抗がある安定感のある操作感をマウスの操作するスピードで変化させることができるマウスパッドです。

また、表面に防水加工が施されている為防湿性にも優れており、夏場の蒸れやすい時期でも滑走面に影響する具合は少なそうなのも高評価です。

独特な表面の織り目による抵抗感の変化が慣れるまで少し時間はかかりますが、慣れれば滑るし止まるマウスパッドとして重宝できると思います。


ターゲットとしては、ローセンシからミドルセンシ当たりの方だと思います。

理由は、振り向きなどの細かい調整がいらない場面では抵抗感がなく腕の疲労が最小限に抑えれますし、逆に細かなAIMを必要とする場面では抵抗感が増えマウスが必要以上に滑るのを抑えてくれます。


総評

〇 マウスを動かす速度により変化する抵抗感
〇 防水加工による耐湿性・耐水性
〇 段差のないスティッチ
〇 丸められて梱包されているが巻き癖が無い
〇 ターゲットのローセンシ~ミドルセンシに嬉しい大きいマウスパッド

✕ Lsizeの裏面ラバーの滑り止め性能はイマイチ
✕ 梱包から出した際の独特な臭いがダメな人はいると思う

△ 抵抗感が変化するという他にはない特徴に慣れるのに多少時間がかかるかも


Amazonリンク↓

Lsize 

XXLsize






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?