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乳がんかも?これからどうなるの?  ⑧乳房部分切除手術後の入院生活

こんな話
手術後の入院生活
相変わらず、胸は痛い

R4年 4月から5月
部分切除をした翌日
熱や血圧など測ってもらって、朝食を取り、
ベッドを起こしてテレビを見ました。
ちょうど、北海道での船の事故が起きたころで、冷たい海を思うとやりきれない気持ちになったものです。

午前中には尿管を抜いてもらい、自力でトイレができました。
点滴を転がして、歩き回れることを確認。
午後には、エレベーターを使って棟外に出て、コンビニまで遠征しました。
スムージーやおやつを買って、ご機嫌で部屋に戻ったのでした。

シャワーの許可がでるまで数日。
点滴がとれるまで数日。
ベッドの上でテレビをみる。PCで動画をみる。
コンビニでおやつを買う。
ラウンジで海を見ながら、他の患者さんとお話しする。
病室では一切の交流をしませんが、ラウンジでは話しかけてもらって気を紛らわせました。地元のおすすめの美味しい店など教わりました。
そして、この病院には図書館がありました。
棟が違うので、エレベーターを乗り継いでの遠征なのですが、好きなだけ本を借り、東野東吾の小説や女性雑誌など読みました。

しかし、いつも通りの生活ができるはずもなく、傷の痛みもあり、怖くて見られないのだけど、胸にまだ穴が開いているのです。
その穴には管が刺さっており体内から出てくる廃液をポケットに汲みだす仕組み。その名はドレーン。
廃液は看護師さんが定期的に回収してくれています。
廃液の色は最初は血の色で、だんだん薄くなり量も減ってきます。
「色が薄くなったら、ドレーンを抜きましょう」
そんな話を聞き、ドレーンの色に注目する日々でした。

やがて、その時が来ます。
医師が管をにゅるっと引き抜いてくれました。その時は、ちょっと違和感がありますが、その後はすっきり爽やか。
傷跡は主治医の先生が、テープで丁寧に米の字の形に貼ってくれました。
傷は全部で3つ。
ドレーンが抜けると、いよいよ退院の話。
退院時も、帰宅後もブレスバンドをつけていました。

入院中、レンタル入院着の下に前開きの肌着を着ていました。
Tシャツも持ってきていたけれど、腕が動かしにくいため被り物は着る気がしません。想像しただけで、無理!(個人差があると思いますが)

手術後
①ブレスバンド+前開き肌着(わたしはユニクロ)+入院着でした。

退院時 下着(ブラ)などは、とんでもない。
②ブレスバンド+前開き肌着+前開きゆったりした上着。
帰りにランチに寄りましたが、すごく疲れました。

帰宅後、腕が上がらず、肩も回せないので、帰宅後もしばらくは同じ格好。
③ブレスバンド+前開き肌着+前開きパジャマ系部屋着

家の中をうろうろ、ベッドで休憩もたっぷり、少しだけ外でウォーキング。
入浴はシャワーのみ、お風呂は外来診察で許可が出てからと指示されました。



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