若気の至り

「でる単」や「大学への数学」ではなく「メンズクラブ」と「東京スポーツ」を参考書にしていたのにもかかわらず、高校時代、真顔で両親に「ハーバード大学に行かせてくれよ」と言った馬鹿でした。ドミトリーでの生活、ラルフローレンのポロシャツにチノパン、デッキシューズ………メンクラの現地レポートに出てくるAmerican way of lifeに憧れ、留学を夢見ました。現実は英語ができるわけでなく、家庭に経済的余裕があるわけでもなく、フルブライトの留学生になれるはずもないのに。「われらの隣県はカリフォルニアだ」と黒潮流れる太平洋に向かって言った高知の人がいたらしいですが、信州の山の中では海も見えず、近くを流れる千曲川を下っても日本海でした😂

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