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【変態紳士クラブを木村昴が語る】「イケブクロに最高の新曲を届けてくれた!変態紳士クラブを紹介します!」【HIPHOP HOORAY VOL.24 ヤングジャンプ公式】

『ヒプノシスマイク』で山田一郎役も務める声優界一の“ガチなヘッズ”な木村昴の日本語RAP連載!

ちょうどこの号発売日の前日にヒプマイ新作CDがリリース!てことで今回のテーマはBuster Bros!!!の楽曲プロデュースを担当した変態紳士クラブです!!

木村 昴 きむら すばる:1990年6月29日生まれ。ドイツ出身。『ドラえもん』ジャイアン/剛田武役、『輪るピングドラム』高倉冠葉役等を担当。『ヒプノシスマイク』ではイケブクロ・ ディビジョン代表Buster Bros!!!を率いる山田一郎役。天才劇団バカバッカを主宰。ラッパーとしても『フリースタイルダンジョン』にも出演していたラッパー・掌幻と“掌幻と昴”として活動中。

※本記事は週刊ヤングジャンプ2021年13号に掲載された内容をnote用に一部改変して収録しました。

イケブクロに最高の新曲を届けてくれた!変態紳士クラブを紹介します!

1月31日に行われたヒプノシスマイクの配信ライヴ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 6th LIVE <<2nd D.R.B>>』で初披露したんですが、僕の所属するイケブクロ・ディビジョン:Buster Bros!!!の新曲『Re:start!!!』は、変態紳士クラブさんのプロデュース作になったんです

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 2nd D.R.Bどついたれ本舗 VS Buster Bros!!!』:Buster Bros!!!の『Re:start!!!』とオオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”の『笑オオサカ!〜What a OSAKA!』が収録される新作CD。絶賛発売中!

——ラッパーのWILYWNKA、レゲエDeejayのVIGORMAN、トラックメイカーのGeGで構成される、関西を地元にする気鋭のユニットですね。

レゲエDeejay:レゲエではマイクを持つ人間をDeejayと呼ぶ。ラップで言う場合のラッパーに当たる場合が多い

それぞれのメンバーが、ソロとしてもその道で一流っていう、ドリームチームみたいなユニットなんですよね。当然、めちゃくちゃ人気があるし、僕も以前から大好きでした。まず変態紳士クラブっていうユニット名が最高ですよね。“え! そんな名前つけじゃうの!?”っていう(笑)。
ただ、僕が座長を務める劇団も、名前が“天才劇団バカバッカ”なんで

——あんまり方向性が変わらないじゃないですか(笑)。

“どっちやねん!”っていう名前をつけちゃうネーミングセンスには、勝手ながらシンパシーを覚えてます(笑)。それから、変態紳士クラブってユニットとして誰かに楽曲を提供したり、メンバー以外にフィーチャリングしたことは今まではないんですよね

——この原稿を書いてる2021年1月時点ではそうですね。
閉じこもってるわけではないけど、おそらく“本人たちだけで強力な作品が成り立つ”から、客演をしたり迎える理由が現在はないのかな、と。

そんなユニットがBuster Bros!!!の為に楽曲を提供してくれるなんて、めちゃくちゃ嬉しいことで。WILYWNKAさんとGeGさんにはレコーディングにも立ち会って頂いたんですが、その時に“なんで曲を提供してくださったんですか?”ってWILYWNKAさんに訊いたら、“だってジャイアンに会えるじゃないすか!”って(笑)

——彼は23歳なので、昴くんのジャイアンで育った世代になりますね。

僕がジャイアンの声をやってきたことが、この曲に繋がってるって思ったら胸アツでしたね。RECの時にも、“キャラクターとしてこういう言葉遣いで合ってますか?”とか、“こういうラップのフロウはどうですか?”みたいに、すごく丁寧に取り組んで下さったし、一緒に作ってくれる感じがとにかく楽しくて、嬉しかった〜

——『Re:start!!!』はこれまでのBuster Bros!!!の楽曲とはかなり違う感触がありますね。

エモですね。エモ散らかしてますよ(笑)。
これまでのイケブクロの楽曲って、ロッキッシュだったり、ファニーだったり、どちらかといえばアップテンポで明るく激しい曲が多かったんですね。
でも今回の『Re:start!!!』はメロウでエモーショナルな楽曲になってて、イケブクロ3兄弟の新しい側面が出せたと思います。
内容的にも、敗北からトップを目指すっていう、Buster Bros!!!の現状ともリンクする内容で、ふつふつと熱い気持ちを感じる曲だから、なんの迷いもなく歌えましたね。
WILYWNKAさんも“いつもはレペゼン大阪やけど、この曲だけはレペゼンイケブクロの気持ちで書きました”っておっしゃって下さって、それもすごく励みになった……というか“熱!嬉し!”って(笑)。とにかくお客さんの反響が楽しみです。次回はその変態紳士クラブさんの魅力を語りたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに!

撮影◎門嶋淳矢
取材・文◎高木“JET”晋一郎

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