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【macaso伝授シリーズ】為替のプロが選ぶ今が旬の注目マカソムリエ!(2020年5月2週号)-齊藤トモラニ氏-

こんにちは、macaso FX研究所 編集部です。

ここ最近、macasoをご利用のお客様から、「どのマカソムリエを選んでいいのか分からない」というお声をいただいております。
そこで【macaso伝授シリーズ】と題して、FX人気講師でおなじみの 齊藤 トモラニ 先生が、「どのような考えでマカソムリエを選ぶのか」、「今が旬のマカソムリエはどれか」などを伝授いたします。
隔週での公開を予定しておりますので、ぜひお楽しみください。

齊藤 トモラニ 先生]
老舗FXスクール「WIN-INVEST JAPAN 株式会社」代表取締役
今現在は情報配信とFXで使えるツール開発を手掛けている。
証券会社主催のセミナーに登壇することも多く、分かりやすい講義には
根強いファンも多い。
また昨年11月から始めたユーチューブFXの流儀(https://www.youtube.com/channel/UC30w5H2MGSs6wP1YFjPeXBg/)ではロンドン在住の松崎美子氏と他では聞けない、欧州の情報を配信している。
著書にパンローリング社「FXデイトレード」がある。

こんにちは、トモラニです。
GWは毎年旅行に行くのですが、今年はコロナの影響で自宅にて自粛。
このところ運動不足にならないように、youtubeでボクササイズとかの動画を見ながら運動しています。(笑)

相場のほうですが、毎年GWというとクラッシュが起こるというイメージがあるのですが、今年は大丈夫でしたね。

さて、今回も気になったマカソムリエを見ていきたいと思います。
私好みのマカソムリエをお伝えしていますが、今回も王道トレードのマカソムリエです。

王道トレードのマカソムリエ「TradeTodayco」

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TradeTodaycoさんです。
総合ランキングでは現在3位ですね。(2020/5/8 12:00現在)
どんなトレードなのか、直近のトレードを見ていきながら確認してみたいと思います。

まずは直近3ヶ月の成績です。

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資産曲線はかなり綺麗ですね。トレード方法はトレンドフォローのトレードかと思います。

トレンドフォローとは
相場の動きについていこうという手法です。上昇時は買い、下降時は売りからポジションを持ちます。欠点として、トレンドの転換に乗り遅れる可能性が挙げられます。

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直近の7トレードです。
後ほどチャートにて確認しますが、トレンドに乗るトレンドフォローのエントリーです。

ちょっと気になるのが、EUR/USDUSD/CHFを同じようなタイミングでエントリーしていることです。
EUR/USDUSD/CHFは逆相関が強い通貨ぺアです。そのためEUR/USDの売りとUSD/CHFの買いを同時に持つということは、ポートフォリオとしてはあまりよくないということになります。

基本的に複数通貨ペアをもつメリットは、ポートフォリオ理論で「全損するリスクを減らす」ということがあるのですが、それは無相関の通貨ペアを選ばないとリスクが大きくなります。

もちろんEUR/USD単体で持つよりも、EUR/USDUSD/CHFに分散したほうがリスクは減りますが、こちら2つの通貨ペアは逆相関関係が強いため、EUR/USD売り、USD/CHF買いのポジションはEUR/USDの売りのポジションを2倍もっている、というリスクに近くなるということです。そのため、「どちらかが利益になりどちらかが損失になる」というトレードではなく、「両方とも利益になる」もしくは「両方とも損失になる」という結果になりやすいということですね。
上記の結果を見ると分かると思いますが、勝っているときは両方とも勝ち、負けているときは両方とも負けています。

それでは実際のエントリーを見ていきたいと思います。
まずはUSD/CHFです。

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ちょうど安値のブレイクアウトで入った形になっていますが、直近の高値を越えてきた当たりで損切をしています。そのまま持っていれば利益になった、、、という悔しい場面でしたが、こういうところでちゃんと損切ができるロジックは最終的には生き残る可能性が高いです。そしてこのマカソムリエのいいところは、損切をした後に再度トレンドができ始めるタイミングではエントリーをしているということです。

ブレイクアウトとは
過去の相場のレンジの高値(安値)を上(下)抜けること。また、過去の相場のレンジの高値(安値)を上(下)抜けたタイミングで投資する手法のこと。

この後のUSD/CHFのエントリーです。

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再度ブレイクしてくるところでエントリーしています。
トレンドの方向はもう少し大きな時間足で見ているのかな?と思いますが、どちらかの方向があり、その方向にブレイクするタイミングでエントリーをしているというトレンドフォローの典型的なトレード方法かな、と思います。

では、次にEUR/USDを見てみましょう。

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こちらもエントリーして損切になっていますが、その後再度エントリーし直しています。

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USD/CHFと同じようにエントリーはトレンド方向にブレイクしたところで入るという形ですね。

最後に、AUD/USDのみエントリーが2か所ありますが、エントリー方法が1つは戻り売りでブレイクアウトではない方法です。

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最初のエントリーは今までのUSD/CHFEUR/USDとは違い、戻ったところでレジスタンスになったところから売りに入っています。
2回目のエントリーは先ほどの2つの通貨ペアと同じエントリーポイントになっていますね。
そのためエントリーのロジックは2つを使っているのか、という事でしょうか。

サポート・レジスタンスとは
多くの取引参加者が、チャート上で重要な節目と考える価格水準です。この価格水準を超える(下回る)値動きが、大きな相場変動へとつながる可能性があることを示唆しています。
代表的なサポート・レジスタンスとしては、「高値・安値」、「ギャップ」、「トレンドライン」、「移動平均線」などが挙げられ、これらを売買の目安に使う取引参加者も多く存在します。

このマカソソムリエがうまく機能しないところは、
1) ボラの高いレンジ相場
2) トレンドの転換点
だと思います。

そこで「2回連続で同じ方向で負けたら上記の2つの相場環境ではないか」を確認してみてください。
1) の場合はしばらく落ち着くまで静観
2) の場合はトレンドがちゃんと転換したら再度このマカソムリエを選ぶ
ということをやっていけばいいのかと思います。

WIN-INVEST JAPAN株式会社
代表取締役 齊藤トモラニ

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