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白い世界

森の中は真っ白な静かな空間が広がっていた。

冬の森の中は森の精霊が住んでいるかのように神秘的だ。 雪に音が吸収されてほんとうに静かな世界。  自分たちの歩く音だけがさくっ、さくっっとするだけで動物も昆虫もみんな冬眠中。 まわりのすっーと伸びた木々が上から見ているだけだ。

森からひらけた雪原にでると、眩しいくらいの真っ白な雪と青空のコントラストが気持ちいい! 夏はハイマツなどの茂みで歩きづらい場所も雪に覆われて雪の上をスノーシューでどこまでも歩いていける。  

どこまでも遠くまで広がっている雪原はまるで北海道のようなきもちのいい風景でいつまでもながめていたい。


写真の露出は、雪景色のなかで体感した。 以前のオート撮影では、雪の白をうまく撮影できないからだ。 カメラと三脚と一緒にスポットの露出計をいつも持って行ってました。 

被写体の露出は普通の露出計でも測れるのだが、雪の白の表現がそれでは難しい。 そんなときはスポットの露出計を使って感度と出た目を照らし合わせて白にするかほんのりテクスチャーを出すか、またはわざとざらざらとした薄いグレーにするかを調節していました。

白いドレスや衣装も同じで撮影するとき雪景色の撮影が役にたっています。


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