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女と思えないけど、WeRubyを受講したニンゲンの話。

前回の私の記事を読んで、今後の記事に期待してくださったみなさまへ。
誠に申し訳ございません。
今後の記事の内容はほとんど私の日常・旅行・価値観などの「ほぼブログもの」になります!
前回のような記事では、食生活関連の資格(チョコレートスペシャリスト・チョコレートエキスパート以外)をまだ持っていない私が書き続ける自信がないため、このような判断を致しました。


WeRubyって?

就活のために、何か強みを見つけたい・自信を持って話せる経験が欲しいと思い新しいことを始める大学生も多かろう。私もその一人だった。
お小遣いを得ることを目的に始めた協賛『ガクセイ協賛』を通じて、とあるウェブマーケティング講座を見つけた。
その講座は、株式会社アウローラが運営するWebスキルスクール『WeRuby』のWebマーケティングコースだった。
Googleドライブ、PowerPoint、Instagram、note、SlackなどのWebアプリケーションやSNSを活用して、Webマーケティングに必要なスキル・知識を身に着けることができる完全通信制の講座である。
ガクセイ協賛でこの講座を知った私だが、就活に生かせる「社会人基礎力」を習得できること、SNS運営を続けていることを就活でアピールできることなどを知り、2023年2月~5月の3か月間コースで受講した。

「女子大生の働くスキルを身に着けるための通信講座」だけあって、女性限定で受講できる・・・ん?『女性』って肉体が女性であることを指しているのか?それとも、性自認が女性である大学生なら誰でもいいのか?などと突っ込みたくなるが、取り敢えず社会人基礎力を身に着けるコツを得るために受講した私の感想をここでは残そう。

自力調査は15分で

上の見出しは、効率よく講座を進めていくために決めた目標の一つだ。
一度気になることを調べ始めると、気になることが更に増え、仕舞いには最初に調べたかったことと関係ない内容についても検索する傾向にある私を律するためには必要だった。受講中の調べ物ではタイマーを使用していたが、これが時間を意識させることに対してかなり役に立った。

また、受講中に感じたことなどをメモしたノートなどを作ると理解が深まるだろうと、Googleドキュメントでノートを作成していたが、
講義動画のスライドを片面6スライドで両面印刷したら要点などのメモは不要で自分の感想・意見だけ書き残せることに気づき、
セクション7以降、実践課題のメモにしか使わなくなった。

Webマーケティングに必要なスキルの講座を受けたり、実際にコンテンツ投稿やマーケティングトレース(実際に成功している企業のマーケティング戦略を推測すること)などを行ったりするだけではなかった。特別講座でタスクマネジメントのコツを知ったり、グループディスカッションでスタバの売り上げを上げる方法を考えたりすることも、予約さえすれば追加料金なしで出来た。

で、誰が同期なんや?

『2週間に一度、他の学生の活動の傾向を読み取り、相手の好みを把握する』
これも受講開始の際に立てた目標の一つである。

Slackでみんなアカウント交換などをして、切磋琢磨していることを期待していた。実際はアカウントの紹介の機会すらなかった。
えーと。
自分で行動しないとダメだったみたいだ。
他の学生の活動を少しでも見られたら、Instagram運営のやる気も上がったのかな~なんて思っている。

多数派に合わせるの難しい

Webマーケティングコースのメインは『自身が発信したいものをInstagramに投稿し、そのアカウントを運営する』ことである。但し、発信するコンテンツに付ける#(ハッシュタグ)は、Instagram内で100万件を超えている方がいいそうだ。
使用コンテンツ数100万件超えのハッシュタグの中に、自分が興味のあるコンテンツは、ほぼなかった。

アニメは好きだけど、話せるアニメは限られている。しかもそのアニメのハッシュタグ使用件数は100万件未満である。パンダが好きで、アドベンチャーワールドについての情報も発信したい。だけど#白浜の使用件数も100万件未満。

持続できる可能性は低かったが、『大学生のための節約』をテーマにした情報発信をテーマにアカウント運営をすることに決めた。

初めてnoteに投稿した記事は、WeRubyの実践課題のものだった。アカウントを紹介するためのWeb記事を作ることが課題だったが、その時にはそんな内容を発信できる存在ではないとさえ感じていた。なんせ、投稿するための知識も経験もまだ足りなかった。結局、今まで大学で学んだことや家にある本を通じて気になったことをテーマにして書ききったが。


Webマーケティングコースを終えて、何か大きな収穫が出来たかと問われると、「いいえ」と答えられる。目的である理想像には、届かなかった。だけど稀に習ったことを思い出して実生活に活かすことはある。そして学んだことは無駄じゃなかったと感じることも少なくない。

悟ったこと。
得意分野でも趣味でもない内容を1人で運営するのは続かない。
人の好みに自分を合わせない方がいい。本当に分かち合いたいものがあるなら。
オタクで自分の性自認がはっきりしていない自分が、無理に「今時の若い女性」になるのはやめとこう。流行に乗らなくても、インフルエンサーにならなくても、好きなことを続けていれば精神的に孤立することはないから。

「女らしい」の形容詞を使うことは時代遅れだといわれるようになった。だから無理して「女らしさ」に自分を合わせる必要性も昔ほど大きくなかろう。そもそも、「女らしさ」「男らしさ」が定義のぼんやりしている、特定できない概念なので、その型に自分をはめることはとても変な話だ。
率直に申し上げると、自分がセクシャルマイノリティなのかは分からない。
セクシュアリティ以前に、オタク少女なのか、女の顔したおっさんなのか、ケロン人なのかすらも答えられない。
そんな自分が女子大生限定の通信講座を受けて本当によかったのか全く分からない。

あれ、去年と内容違っていない?

この記事を書く際に、誤った情報を書かないようにWeRubyのサイトを確認した、かった。

HerTech(ハーテック)| 女性のためのWebスキルスクール (her-tech.jp)
この一年で、WeRubyは大きく変わっていた。
スクール名は『HerTech』に、『女子大生』は『すべての女性』に、受講コースは『Webデザインコース』と『動画コース』に。

…。

Webマーケティングコースがなくなっている!!!!!

自分が頑張ってきた証拠が一つ消えたような寂しさを感じる…。

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