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IB カンニングスキャンダル

国際バカロレアの試験が始まってから2週間が経ちました。
最初の試験の日には、私まで緊張して食欲がなかったものの、残すところ英語と生物学の二教科になり、安心しかけた矢先、香港の友人からLINEが来ました。

IBの試験問題がリークされて誰でも見られる状況だと。香港では連日そのニュースが報道されていると。

詳しいことはまだ分かりませんが、すでに半数の受験生はリークされたペーパーを見ているらしいというので、もう愕然としました。

日本語の記事が出ていないか検索してみるのですが、全く見当たらない。そこにも驚きです。

決してガセネタではなく、数学の試験で時差を利用したカンニングがあったという連絡はすでに学校の先生からも受け取っていました。ただ、このスキャンダルは私達が想像していたものよりずっと組織的で大掛かりなものでした。

カンニングした受験生が高得点を取れば、全体の平均点が上がり、相対的に不正をしていない受験生のポイントが下がる可能性があります。正直者がバカをみることになりかねません。

今後この問題にIBがどのような対応と対策を取るのか見守る必要がありありそうです。世界的にこの問題に対応するよう署名活動も広がっているようです。

IBは各科目かなりの勉強量が要求されるので、学生は必死です。彼らの時間と労力を絶望で終わらせないよう、責任者は最善の公平公正な対応を考えてもらいたいものです。

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