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明日食べるバナナ持って行かれたの?マカピーな日々#0586

マカピーです。

マカピーの仕事場近くでボヤ(火災)騒ぎがありました。

秘書のトリシャさんが駆け込んできて「また火災騒ぎです。退避するように!」と言われ、「ありゃりゃ、それって一昨日の話じゃないの?」って思いました。

確かにマカピーの職場は大学内の研究所で、向かいにある建物から出火したらしく廊下に出てみると消防車が5台ほど駆けつけていて赤いランプがクルクルしています。ヤレヤレ。

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そういえば、次第に煙のにおいが強くなってきました。

もう一度、一体何が起こったのか聞きにトリシャさんの部屋へ行くとすでに施錠され帰宅していました。

タクシー会社に連絡して早やめに来てもらうことにして、階下に降りて行くと消防車が通路をブロックしていることが分かりました。

これではタクシーも進入できないだろうと、キャンパスの入り口まで徒歩で移動することにしましたが、突然の変更なのでなかなかタクシーが来ないのです。

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このボヤ騒ぎは過激学生によるものでとのことでしたが、一昨日始まりすでに逮捕者も出ているということですが十分な検証がされていないので、この後しばらく5つのキャンパスすべて閉鎖されることになるのでした。

学生数が急増する大学では施設の増築が続けられていますが、一方でこうした過激活動があるのでした。なによりも火災は人命にかかわるからやめてもらいたいです。

タクシーを待つ間に家にいるマカピー妻に電話を入れると「それどころじゃないのよ!サルよ!家がサルに取り囲まれているの!わたしは外に出られないのよ!」

「え、サル?」

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そこへタクシーがが来て家に帰ると、マカピー妻も外のベンチで本を読んでいるのでした。

マカピー:「あれ?なんだ、サルはいないんだね?」

マカピー妻:「一足遅かったわね!さっき、みんなどっかへ移動していったわよ。私がキッチンのテーブルでスマホを見ていたらテーブルの上のバナナが動くのが分かったのよ。フッと目をそちらにやるとバナナをつまみ上げているサルと目が合ったの!!」

マカピー:「この辺に出没するベルベットモンキーの事?」

マカピー妻:「サルの種類なんてどうでもいいのよ!私の手の届くところにサルが椅子に乗ってテーブルからバナナ4本を持ち去ったのよ!」

マカピー:「あ、それって明日の朝食用の?」

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マカピー妻:「そうよ、アナタのバナナは4本と消えたのよ!まるで映画を見ているようだったわよ!『コラっ』て大声で追い払うと、そのサルは4本のバナナを胸に抱えてで屋根の上に逃げて行ったわよ。でもそこから全然立ち去らないで、屋根の縁から人を小ばかにするように尻尾をブラブラさせてるのよ!アッタマ来るたらありゃしない!」

マカピー:「惜しかったなあ、マカピーもその場にいて見たかったよ!」

マカピー妻:「ほら、これだ! ワタシはあの後窓という窓、ドアというドアを全部閉めていたらエルダとその友人が来て、『あらベイビーを連れたモンキーね!』なんて言うもんだから、さっきうちのバナナ全部持って行かれたって言ったのよ、そしたらエルダが慌てて家のドアを閉めていたわよ!」

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マカピー:「キッチンにあったリンゴやオレンジはとられなかったの?」

マカピー妻:「バナナは熟して甘い匂いがしたんで、サルが開いていたドアから入ってきたと思うの。リンゴはプラスチック袋に入っていたからわからなかったのかも。でもここに食べ物があるってわかったからにはまた侵入する可能性があるわ!暑くなるっていうけど、もうドアは開けっ放しにできないし、窓も最低限しか開けられないわよ!」

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。ダーバン生活って興奮します!



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