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チエちゃんは佐久人だった マカピーな日々#0761

マカピーです。

2000年頃カンボジアのプノンペンで出会ったチエちゃんが遊びに来ました。

平日に泊まって行く客とは珍しいけど、チエちゃんは看護師をしているので休みが不定期なのです。

マカピー妻と3人で大いに飲んで食べて大笑いをして、寝たのは時計が翌日になってからでした。

それほど夜更かしをする事はめったにないのですが、チエちゃんが持ってきてくれたウオッカに、泡盛、ウイスキーを飲んだものだから、今朝の散歩ははやけに頭が重いのでした。

さて、チエちゃん群馬出身ではなくお隣の信州佐久(長野県)出身ながら看護学校が群馬の高崎市だったのでマカピーとはいろいろと地域性のある話では理解できるのでした。

当時のチエちゃんが通っていた看護学校の宿舎は安かったけれど4人部屋で部屋の中央に一個の炬燵(コタツ)しかなかったので、冬場が寒くて仕方なかったと言ってました。

そういえば、佐久は雪はあまり降らないのですが寒くなる地方でしっかりと暖房をとる地域だったようです。

確かにマカピーが子供の頃って石油ストーブもなしに炬燵一つしかなかった覚えがあります。

しかも養蚕農家の家なので12畳の居間に炬燵一つだけだったからチエちゃんの話が理解できるのでした。

彼女が持ってきたフランスのブドウから作ったという「シロック」というウオッカが美味しいので、3人で盛んに飲んで酔っ払ったのですけど、氷を入れてソーダ水で割るのに「ウメてちょうだい」と言うのでした。

マカピーは直ぐに理解したのですが、マカピー妻は「埋める、ってなにを? 死体か何か?」と尋ねるのでした。

3人で爆笑

それでマカピーが解説しました。

マカピー:「水で薄めることをうめるって言うんだよ。お風呂なんかも熱いとウメルわけ。あれって群馬も佐久も同じなんだ!久しぶりに聞いて懐かしいなあ」
チエちゃん:「え、あれって方言だったんだ?」

マカピー妻:「ワタシ初めて聞いた」(川崎生まれ、育ち)

マカピー:「それにしても、普通にウメルって使っているところを見るとチエちゃん仕事場の練馬(東京)の産院でもその調子でやってるんだ?」
チエちゃん:「仕事場じゃあ、酒飲まないから大丈夫!」

マカピー妻:「薄めるのはウオッカだけじゃないでしょ!?」
チエちゃん:「あ、そうか。もしかしたら言ってたかも」

20年来の友達との夜は更けてゆくのでした。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。群馬のソウルフード「焼きまんじゅう」は二人から不評でした





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