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今日もフルフル、何がフル?マカピーな日々#0656

マカピーです。

マカピーがアボカドコテージに住み始めた頃は、樹齢100年の大樹であるアボカドの花が地面を覆いつくすほどパラパラと降ってきていました。

その時にエルダ(大家さん)に言われたものです。

エルダ:「そのうちに実が付いたら、屋根に落ちる音が大きくなるので覚悟しておいてね(笑)」

確かに、指先ほどの緑の実がポツンと落ちている頃は「まあ、花のようなものか!」と気にはなりませんでしたが、次第に落果する実が大きくなるにつれてポトン、ストン、トン、コン、ドン、最近に至ってはドシン!

高い枝からの落下ではドーンと相当な衝撃があり、その音と振動にマカピー妻と顔を見合わせることがあります。

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更にリチャードがこういうのでした。

リチャード:「大きな実は1㎏を超えるんだ!」

先日落ちた実を計量器で計ったら350gほどありましたから、この3倍のヤツが落ちて、直撃を肩や頭に受けるとかなり危ないかも!!

しかも落果は強風がある日ばかりでなく、24時間いつでも不定期に降ってくるのです。ヤレヤレ。

で、その身は食べられないのか?

いい質問ですね。

衝撃でパックリと割れてしまったものは腐るだけなので捨てます。青く固い実は運よく無傷?で着地するものもあります。

卵大ころの実は、そのまましばらく置いて熟成を待ってもとても、腐るだけで食べられたものではありませんでしたが、最近のものはうまくすると食べられるのでした!

実際に包丁を入れて、きれいに皮や種がはがれるようになると美味しく食べられます。

ということで、マカピー達が拾った無傷のアボカドが部屋の窓辺で熟成を待っているのでした。

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触ってみて少し弾力が感じられたら、食べころかも知れません。

そういえば最初にアボカドの実を食べたのは学生の頃だったでしょうか?群馬の田舎にいたこともあってパパイヤもそのころに初めて口にしたのを覚えています。

そしてアボカドの実が木になっているのを見たのは、フィリピンの家でした。狭い裏庭には一本だけひょろっとした木が生えていてそれがアボカドだったのです。

自分で木から熟れた実をとって食べた経験は忘れられません。

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ザンビアの自宅にもアボカドがありました。アボカドの木は枝が柔らかく折れやすいので木登りには注意が必要です。

前述したようにアボカドの実は割れてしまうとうまく熟せないのです。そこでマカピーは自家製フルーツキャッチャーをこしらえて、棒の先でひっかけた実を網に入れて回収できるように工夫したのです。

世界中で同じようなものは考案されています。

ところが、マンゴやグワバくらいでしたから、ヒョイヒョイといくつも摘み取ることも可能なのですが、一個が1㎏を超えるような大きな実になると枝から離れ網に入ったとたんに、キャッチャーの竿がしなるほどになります。

それでバランスを崩すと自分自身が転落しかねない危険な作業なんです!

リチャードは最近実の付きが悪くなくなったのはどうしてだろう?と首をかしげていますが、若い実が猿軍団に襲われて大量に若い実が失われたのは確かです。

なんと彼は屋根に上って、大きな実を摘み取るとその下にあるプールに投げ込むのだそうです。

リチャード:「そうすれば、落ちて割れる心配がないだろう!」

そう言って、いたずらっぽくニヤリとしました。

皆さんいろいろ工夫していますね!(笑)

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。アレ?降るのは『城ヶ島の雨』だったかしら?

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