そろそろ冬眠?マカピーな日々#0200
マカピーです。
今朝、日向ぼっこをしながら近くの公園で拾ってきたギンナンの皮むきをして玄関に戻ってくると、、、、おっ!
ヘビがいる!
ヤマガカシがマカピーが育てた路上のセダム(被覆植物)の上に横たわっていました。体長1.2mほどでしょうか。
おやま最近ご無沙汰していたヘビさん、おひさしぶりですねー。
ちょっとヘビと遊びたいマカピーは周囲を見渡して誰も見ていない事を確認し手袋をして使い古しのタオルでエイヤ!
子どものころからヤマガカシは無毒と聞いてつかまえていましたが、実は口の奥に毒牙がありしっかりとした毒蛇だとニュースを見た時に「あらら、まあ今後気をつけることにしよう」と思ったものでした。
さて、首ねっこを抑えて持ち上げると、ギューッと胴体をマカピーの腕に絡ませ、その尻尾を長袖の口から差し入れるので脇の下まで這い登るので「ひゃー冷たい!」
今朝の冷え込みから考えるに、ヘビもそろそろ冬眠に入る頃だろうなあと思いました。
さて、いつまでも遊んでいる訳にはゆかないのでどう処分したものか?
もう一度周囲を見渡し、近所の家の窓から誰かが見ていないかもチェックして...O.K. 良し!
また挨拶に戻って来る可能性もあるけれど、50mほど先にある畑と藪の中に放り込むことにしました。
ポイ!
「じゃあね。運悪く異常反応する人と遭遇すると殺されかねないから、おとなしくしてそのまま冬眠に入りなよ!」
この蛇の話を義母にすると
「おや、それは運がいいわね」と喜んでいました。どうやら脱皮したヘビの皮を財布の中に入れておくとお金持ちになると信じている世代のようです。
さらに、お隣のおばちゃんに「今朝、そこの玄関に蛇がいたんですよ」というと「あら、2日前にウチの庭で見たやつかも知れないわね」「え?もしかしていろんな家を訪問しているんですかね?」
「そろそろ冬眠の時期だから、つかまえてそこの○○さんの畑に放り込んでおきました」「ああ、それでいいわよ」
このおばちゃんも蛇を殺すという発想はないようですし、「美味しそう」とも言いませんでした。
マカピーが青年海外協力隊でマレイシア国サバ州の田舎の村に暮らしていたころ、仲間の一人が「道の帰りにこれを貰って来た」とテーブルの上に出したのは上腕ほどのヘビの輪切りでした。
「でかいなあ、これニシキヘビだろう?」「よくわかんないけれど、村人が長ーい蛇を引きずって家に帰る所に出くわしたんだ。そしたら持って行けと渡されたんだ」
マカピーたち同居する3人はさっそく皮をむき骨をとって焼きそばの肉として食べてしまいました。まあチキンの味でしたね、ニシキヘビって。
後で聞いたところによると、ここに住むルングス族(ボルネオ島北部の少数民族でカダザン族の一部)の風習では、狩りをして獲物を捕らえ家に着くまでに出会った一番最初の人にその獲物の一部を手渡さなければいけないのだそうです。だから同僚は普段親しくもない村人から蛇を貰ったのでいぶかっていました。
「なんで俺にくれたんだろう?」
ヘビにまつわる話はまだありますが、今日はここまで。
マカピーでした。
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