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霜焼けとトウガラシ マカピーな日々#0268

マカピーです。

一年中、雨さえ降らなければ毎朝明け方に45分ほど散歩をします。

今一番つらいのは「寒さ」です。というより寒さで「しもやけ」になる事です。実はすでに足のつま先がやられています。

その原因の一つは運動用のスニーカーにあります。つま先は特に水蒸気を発散させるために繊維が極薄構造になっているのです。

もっとしっかりした靴を履けばいいかもしれませんがそれでは動きにくいのです。しかたなく靴下を2枚重ねしたのですがすでに遅し。散歩の後に朝風呂に入るとジンジンとした感覚が続きます。

そして部屋が温まると、困ったことにそのつま先が痒くなるのです。いわゆる「凍傷第一度」という症状です。寒さによる血行が悪くなった証拠ですね。

マカピーの奥さんは呆れています。

「今どき霜焼けになるなんて自己管理ができてない証拠よ!」

確かにマカピーが子どものころは、霜焼けがつま先だけでなく、耳たぶにもありました。頬っぺたや手の甲は「あかぎれ」でボロボロの子供だったんです。苦笑

マカピーが大人になって久々に「しもやけ」を経験したのはウズベキスタンにいた頃です。冬季は外気温がマイナス20度以下になる土地柄です。

マカピーは犬たちの散歩や週末の買い物では雪が残っているので長ぐつを履いていたんですが、日本から持ってきたごく普通のゴム長靴で地元の人は滑り止めの付いた内ボアのある防寒ブーツだったんです。

やはり、この差は大きかったですね。

30分戸外を歩いて帰ってくるとつま先の感覚が無くなる寒さだったのですが、しばらくするとしもやけになりました。

そして、ご多分に漏れず暖かくなるとつま先が猛烈痒くなるのでした。

鷹の爪(乾燥とうがらし)をつま先に入れると良いともいわれやってみましたが、どれほどの効果があるのか思い出せません。

裂けてしまったトウガラシを片付ける際に、トウガラシの種をいじった手で誤って目をぬぐった際に、猛烈な刺激で七転八倒の苦しみを味わったのでどうも再挑戦したくないのです。

ちなみにマカピーの奥さんはこの激辛が大好きです。

一方マカピーの実家では「辛いものを食べるとバカになる」と食育されたのでかなりバックグラウンドが違うのでした。

ナント、彼女は旅行へ行く際は必ず小分けした粉トウガラシを隠し持っているアブナイ人物なのです。

韓国料理、タイ料理、インド料理のレストランでマカピーが「ヒーヒー」と大汗をかきながら苦しんでいる隣で、ウエイトレスに「もっとトウガラシを下さーい」などと頼むほどです。

マカピーたちの子供が赤ちゃんだった頃、マカピーの奥さんは大好きな激辛タイ料理をビールで流し込みながら母乳をあげる荒業をやったたことがありました。

しばらくグビグビといつも通りに吸い付いていたのですが、それが一瞬止まり、つぎに横を向いてイヤーな顔をしたのでした。

「あら、オッパイ辛かったかしら?」

どうやら、辛さが血流をめぐり母乳に達した瞬間だったようです。

マカピーでした。

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