巻き巻きが美味しくなる理由? マカピーな日々#0650
マカピーです。
なぜ人間は食べ物を巻きたがるのでしょうか?
春巻き、ロールキャベツも巻いてあるし、お寿司でも巻いてます。
そして先日旅行を一緒にしたマミさんと昼食に待ち合わせしたギリシャ料理のお店の「ドルマ」も久々に食べて、ウズベキスタンやヨルダンで同様のを食べたのを思い出しました。ただし少し名前が違ったような気もします。
包み焼もそうですが、中の素材のうま味を逃がさず料理するのに「巻き巻き技術」が発達したのでしょうか?
日本では粽(ちまき)がありますね。笹団子もそうですが、包みの原料となる笹やホウの葉には抗菌作用があるとかで、腐敗せずに食べることができたというのもあります。
カンボジア、ラオス、ベトナムの山岳地帯?では竹の節の中で炊くもち米豆入りご飯などもあります。
これは数日して固くなってももう一度蒸かすと美味しく食べられます。
たとえば最初から巻いてある食品というか、バナナもあります。
日本では見かけませんが、料理用バナナです。
見た目は良くありませんが、これは囲炉裏のような場所で熱を通しておくとまるでジャガイモのように食べられます。
皮をむかなければ中身は無菌状態ですから、保存がきくわけです。マレーシアでは畑仕事の昼食用に持って行く人もいました。
無菌といえば、ヤシの実(ココヤシ)も無菌ということで、その昔カンボジアがポルポト時代極端な物資不足の時に、病院で生理食塩水が無いのをココヤシの実の水でしのいだという話があります。
果たしてそんな事が可能なのかどうかはよくわからないのですが、ヤシ水の濃度が体液と同じだというのです。
もちろんヤシ水を飲んだことのある人は分かりますが、その成分血のような食塩濃度ではないのは分かります。
何のことかしらとここはWikipediaのお出ましです。
ナルホド、スポーツドリンクのような電解質だそうです。
まるで、今でも途上国ではココナツ水を使っているような書きぶりですけどどうなんでしょうね?
さて、巻き巻きの話に戻ります。
巻き巻き食文化が発達しているのは、やはりベトナムでしょう。
生春巻きや揚げ春巻きがその代表ですが、お店の中で自分で生春巻きの皮が配られたところにいろいろなハーブなどを巻いて、ソースにディップして食べるのは普通に行われています。
バインセオなど大きなお好み焼き状態のものも、新鮮なハーブを加えて葉野菜で包んで食べちゃいます。
ビアホイ(ビヤホール)でみんなでワイワイ、ガヤガヤやりなが過ごしたハノイの日々が思い出されるのでした!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。さあ巻き巻きしてみませんか?
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