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ラッキー!陥穽にはまっても助かった!マカピーな日々#0659

マカピーです。

普段の仕事場である大学の事務所から40㎞程離れたプロジェクトサイトで一人で作業をしていたのは、今日到着するという配達を待っていたからです。

ラボ棟の室内でスマホからのテザリングでインターネットをつなぎ、大学側のトリシアさんとコンタクトを取っていました。

すると、窓越しに誰も機材を作動させていないのに、装置の一部からガスのようなものが出ているのが分かりました。

???

どうやら、それは太陽熱温水装置の排水パイプらしきところから、湯気が出ているのでした。

今日は晴天で、しかも気温はすでに30℃となっています。

もしかしたら、貯留タンク内で沸騰しているのかしら?

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ともかく、異常があったのでは?とスマホで写真を撮ろうと近寄ると、肝心のパイプからの湯気が見えなくなっていました。

あれ?さっきまでシューっと出ていたのに!

まあ、そんなこともあるかもね。


ところが、それから20分ほど経つと同じ現象が起こっているのに気づきました。

「今度は遅れまじ!」とスマホカメラを操作しながら、小走りに施設の下に駆け寄った時です。

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え?

一瞬体が宙に浮いたのです!

次の瞬間、右足が排水ピットの底に着地して、左足が地面に残った状態で、それはまるで400メートルハードルの選手がハードルを越えた時の様な態勢だと気づき、初めて自分が落ちたことに気づいたのでした。

しかも落ちた右側上半身がそのピットをまたがる導線の架台にこすれ、ゴリっと脇腹に擦り傷を負ったのが分かりました。痛!

ちょっと脇がヒリヒリしますが、ぶら下がるような感じで止まったので頭を打ったわけでも股関節を脱臼したわけでもないので助かりました。

そのショックでスマホは両手から離れ前方に転がりましたが、こちらも特に異常がなさそうです。

ここにはめったに人が来ないので、大けがをしてピット内から這い上がれなかったら、マカピーは干からびていたかもしれません。

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不幸中の幸いというのはこういうことを言うのでしょう!

部屋に戻ってくるとトリシアさんから電話連絡があり「配達予定の品は大学に届けらられることになりました!」とあり、急に腰が萎えたのでした。

オイオイ、それじゃあマカピーは何のために朝から待ってたんだ?

マカピー:「トリシアさん、その製品を受け取り受領書にサインしておいてください。来週も幾度かこちらに来る予定がありますから運べます。特に問題ありませんよ!」

さて・・・・。

気を取り直して、もう一度先ほどマカピーが見事にはまったの陥穽(かんせい)を見に戻りました。

ナルホド、ピットの深さは70㎝程です。もしこれが1m以上だったら右足がピットの底に着地せず、おそらく自分の体重で股関節を痛めていたでしょう。

ヤレヤレと、あたりを見渡すと付近にステンレスのグレーチング(溝をカバーする金属蓋)が2枚あることに気づきました。

なーんだ、これを設置しておけば、不注意者のマカピーも落ちることがなかったんだなあ!

とりあえずカバーして、グレーチング自体がずれて落下危険がないようにあとで針金で固定することにしました。

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マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。落ちた瞬間て記憶がないんです!






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