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PCR検査陰性、帰国します! マカピーな日々#0713

マカピーです。

とうとうダーバン最後の日です。

先ほどPCR検査陰性をゲット。My SOSというアプリに登録完了、いざ帰国!

さて、毎朝の散歩で今まで気づかなかったのですが、今朝ジャカランダやホウオウボクの木の葉が黄色くなっていたんです。

16℃くらいのかなり涼しい晩もあったしなあ!

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南半球の秋が始まっていたんです!

フッと 誰かさんが見つけた、「小さい秋」のような気がしました。

思い起こせば今回の7か月の南ア滞在では、昨年の8月に早春にプレトリアに入ったのですが10℃を割り込む寒さで震え上がることもありました。

結局7月にあったズマ前大統領の収監をめぐる騒乱事件の影響やCOVID-19の蔓延でダーバン入りが3週間遅れたのでした。

今回は2度目のアフリカでの仕事となりましたが、ダーバンに来て大学内の仕事場で活動を始めるのですが、何故かポツンと一人でいるような感じがしたのです。

10月にマカピー妻が合流して南ア滞在生活に色彩が増しました。

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最初の頃は「楽しい単身赴任!」なんて思っていましたが、合流してみるとやっぱり彼女の存在はとても大きい事がわかるのでした。

誰かと経験を共有できるって、とっても大切な事なんだなって思えた南ア滞在でした。

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そして二人とも気が付いたら人生の半分以上が海外となっていて、マカピー妻も海外で暮らす方が楽に感じると言います。

マカピーは日本が大好きです。

これはメイドインジャパンのマカピーですから、掛け値なしに言えることです。

でも、住みやすいかって言われると、言葉に詰まるところがあるんです。

マカピーは群馬の片田舎で生まれ育って、学校は東京だったけど田舎を引きずったままでした。

それが、アメリカでの酪農実習を1年間経験すると考え方が変わりました。

実習から帰ってくると学校はまだ卒業まで一年あったのですが、どうも仕事をする気持ちが変容していました。

米国実習で出会った日本人の会社に誘われて養豚の仕事をするのですが、なんだか落ち着かなくって青年海外協力隊(JOCV)を受けてマレイシア国サバ州に行くと、今度は「国際協力」って面白そうだと思うのでした。

そうすると、またひょんな出会いから、海外で仕事してみないかという誘いに乗って・・・今日に至ったわけです。

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おや、なんだか変な声が聞こえるぞ(酔っ払ったかな)

「ふーん、でどうするの? 帰国したらどうするの?」

「あれ?どっかで聞いた声だな。せっつくなよ、最後の晩を南アのシャルドネでちょっといい気分なんだから!」

「でも、何か考えがあるんでしょう?」

「・・・原点に返りたいんだよね」

「何それ?」

「昔マレイシアで村の復興に関わったんだけど、自分の中で納得できなかったんだ。それがずっと気になっていてね。今度声をかけられているプロジェクトに関わって完結できそうなんだ」

「そんなに簡単にできるの?」

「もしかすると残りの人生をかけても、終わらないかもしれないんだ」

「そんな事、自分一人で決めて大丈夫?」

「うーん、そこだよね。マカピー妻に何て言おうかな?」

「彼女は気づいていないと思う?」

「これまでの会話の流れで関心があるのは知っていると思うけど、マカピーがどれだけ真剣なのかはまだ知らないだろうね。自分もまだよくわからないところがあるし」

「何時それを切り出すの?」

「日本で関係者との打ち合わせがあるから、その後だろうな」

「ふーん、また日本を出るの?」

「そういう事だろうね。その方がなんだか自分として気楽かもしれない」

「まあ、キミの人生だから、好きにやればいいんじゃない!?」

「ホー、ありがとう。賛成してくれるんだ?」

「どうせ言ったところで無駄だって知っているのさ」

「そりゃご挨拶ってやつだね(笑)」

「キミの行動を見てきたけど、周囲の人をとんでもなく不幸にしてない。その点はキミはよくやってきたと思うよ!」

「それは良かった。ありがとう」

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マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。南アよ、サラバ


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