恐怖のジェットコースター マカピーな日々#0275
マカピーです。
マカピーはかなりの遊園地の乗り物が苦手です。
それは遊園地の乗り物は狭いところをぐるぐる回るものが多いからです。目が回ってしまうコーヒーカップやメリーゴーラウンドもげんなりするほど苦手です。
その中でもジェットコースターはマカピーにとって最上級に怖いアトラクションです。
マカピーの子どもたちが小さいころは、誰か大人が付き添う必要があったので仕方なく父親が搭乗しました。
カタカタ・・・・最初の惰性をつけるための頂点まで上り詰めるあの緊張感で既に心臓がバフバフし始めて「やっぱり来なければよかった」と後悔するのでした。
頂上で一瞬、車体が止まります。「ドキン」
そして、カツカツカツ・・・・・ドビューン・・・・
(筆舌できない阿鼻叫喚状態)
ゴーッ・・・・・・・。
カツカツカツ・・・・・カチャ、停止
「ハーハー、ゼーゼー(漏らさずにすんでよかった)」
「おとうさん、面白かったね!もう一度乗ろう!」
「え?・・・・ああ、ちょっと腰が痛いので、次はお母さんと交代するね」
やがてマカピーのジェットコースター恐怖症は子供たちの周知となり、家から近い東武動物公園に木造橋脚の「レジーナ」が登場したころは子供たちは一日券をもって三人で勝手に乗り回していました。
もっとも年に一度帰国する時期が日本の夏休み前だったので、入場者が少なくマカピーは本を持ってベンチでレジーナを遠くから見ていたのですが、乗客がわが子の3人しかいない「貸し切り状態」がしばしばありました。
それにしても、よくもまあ10回も連続してジェットコースターに乗り続けるので、息子たちの脳みそが片方に寄ってしまい、おバカになると心配したほどです。ヤレヤレ。
マカピーが大学を休学して米国アイオワ州で酪農実習を終えた後、フロリダ州にあるディズニーワールドに行ったことがありました。
まだそこにはエプコットセンターも完成していない頃で、日本の東京ディズニーランドもオープン前でした。
それでも、とうとうマカピーは子どものころから憧れていた、マジックキングダムに到達したのでした!
そこのスペースマウンテンという真っ暗闇を走るジェットコースターはとても印象的でした。
というのもスタート直後いきなり落下する際に首をひどく打ったことでコース設計がまずいと思ったのが一つ。(日本のは大丈夫でした)
それから故障が発生してしまい急停車し、真っ暗だった館内に照明が点いてしまい狭い空間に複雑に伸びたレールの全貌が見えてしまったので興ざめしてしまった事が二つ目でした。
ディズニーランドのコンセプトは、バックヤードを見せない設計にこだわっていたのですが、事故とはいえ武骨な鉄骨構造物の全体像が見えてしまったのです。ガッカリ
それにしてもあの骨材が入り乱れた中を高速で駆け抜けるクレージーなデザインに「ありえない!」とさらにジェットコースターに乗るのが怖くなってしまったのでした。
今でも怖いマカピーでした。
最後までマカピー的史観をお読みいただきありがとうございます。明日もお読みいただければ嬉しいです。
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