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デイジー大家娘との再会果たす マカピーな日々#0689

マカピーです。

大家のエルダとリチャードのところの長女がロンドンから帰国して週末を含む3泊の特急で戻って行きました。

その際のエルダ(母親)のウキウキ感覚ははた目にもハッキリわかるものでした。

先週の水曜日に普段は体調不良?でほとんど家から出たことのないエルダが珍しくマカピーに声をかけてきました。

エルダ:「私たちの娘が来るのよ、ロンドンから!」

マカピー:「そりゃあ、良かったね」

エルダ:「一年ぶりなのよ、もう嬉しくって!でもたったの3泊しかしないって言うのよ」

マカピー:「僕らも長男には3年以上も会っていないなあ。次男は2年前にヨルダンに来てくれたけどね」

エルダ:「そう、それは残念ね。でも孫娘が生まれたって言うのはその長男の事よね」

マカピー:「うん、日本に帰ったら時期を見計らって英国に行きたいと思っているんだ。それまでにCOVID-19が落ち着いてくれるといいんだけどね」

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マカピー妻は、毎朝食べるパンを焼いたりケーキを焼いてくれますがエルダの娘のローザが来ると聞いて、彼女用にもう一つマーブルのパウンドケーキを焼き届けることにしました。

翌日の夕方ダーバンを立つという夕方、母子がマカピー達のいるコテージを訪ねてきました。

ローザ:「ケーキをありがとう。とても美味しかったわ!」

マカピー妻:「喜んでもらえて良かったわ」

エルダ:「ほら、彼らは昨年11月におじいちゃんおばあちゃんになったのよ。イギリスにいる長男夫妻のところに娘さんが生まれたんですって!」

ローザ:「それはおめでとうございます」

マカピー妻:「COVID-19の規制緩和で、あなたはこうして英国から来れて良かったわね。私たちも3月に帰国するから、6月あたりにカナダの次男も含めてみんなで日本で会おうかっていう話になっているのよ」

ローザ:「それはすごいわね!」

マカピー:「じゃあ、ローザ気を付けてロンドンに帰ってね。バーイ」

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ローザの帰国日の夕方、マカピーが帰宅すると、リチャードとローザはプールの中で話しているところで、何故か名残惜しい雰囲気があったので「ハーイ!」と声をかけただけで通り過ぎました。

一方、久々にローザに会ったラブラドール犬のデイジーです。

ローザの到着日はリチャードの車で空港に連れて行ってもらえると、到着口から出てきたローザにとびかかっていたそうです。

真っ黒なラブラドール犬がいきなり駆け寄ったので周囲の人は驚いたでしょうね。

これだから、愛犬家たちは可愛くて仕方なくなるんですよね!

翻って考えてみると、人間の我々の方が久々に会ったときに感情表現が淡泊ですね?!

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デイジーはローザの二歳年下の弟リアムが「この犬が欲しい」と選んだエピソードを聞いていましたが、ローザとも家族として住んだ記憶がしっかり残っていてこうした愛情表現を示してくれたのだそうです。

ローザが去った昨晩、デイジーは珍しく家の外に締め出され一晩中「入れて頂戴」と吠えていました。

よく見るとポーチにある出入口のドアが2重に閉められているのは珍しい事でした。

一晩中締め出される事なんて無かったので、マカピー達は想像をしてしまいました。

もしかしてローザのいなくなった寂しさでエルダが気落ちしているのじゃないかな?って。つまりエルダ自身の最近の体調と、娘と会えた喜びと離別のギャップに参ってしまったのかな?って。

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やるせなさそうにノタノタと我が家にやってきたデイジーに対して、マカピー妻は「デイジー、絶対黙っているのよ!」と豚のすね肉料理の骨をコッソリあげたのでした。

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。フンを見れば何を食べたか分かる!


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