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プラナリア!? マカピーな日々#0111

マカピーです。

ごめんなさい!前号と前々号の番号が同じ♯0109でした。

ですから、今回はいきなり#0111ってことでよろしくおねがいします。


さて、今朝の散歩で出会ったんです。道路の一旦停止線の白いペイントの上に何やら動くものが、、、。

おお、プラナリア?

むむむ?ちょっと頭が平たいぞ、なんだこりゃ?

後から来た奥さんがマカピーがしゃがんで観察しているのをみて「なに?」

「プラナリア・・・かな?」「あ、そう」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%A2

彼女は何の関心もなく、すたすたと家に帰ってしまいました。

マカピーはけなげに道路を渡るプラナリアもどき?をしばらく観察していましたが、この横断にはあと30分以上かかりそうなので、つまんで草むらに移動してしまおうかと思ったのですが写真だけ取って朝食の準備に帰りました。

マカピーがプラナリアだと思ってぬか喜び?したのはコウガイビルでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%AB

こういうものに心が奪われてしまうとは、マカピーがあまり女性にもてない理由が自分でも分かるんですが好きなものは仕方ないですよね。

プラナリアもコウガイビルも同じ仲間らしいですが、実はマカピーは本物のプラナリアを見たことがなかったんです。

理科の実験で体をちょん切られても再生するプラナリア、面白いなあと思ったのですがついぞ本物を見たことがない。山の沢などにいるというのでめをこらして探したこともあったけどお目にかかっていません。

それでも仲間のコウガイビルに会えたのはうれしかったです。

ヒルの名前がついていますが、これってヒルではないですね。

マカピーはマレイシアやネパールでヤマビルにやられて困りました。蚊と同じように血を吸われること自体は問題ないのですが、その後のかゆみが問題です。

特にヒルは「ヒルジン」と呼ばれる血液凝固を阻害する物質を皮膚に注入して血液を吸い取るのです。

だからヒルにやられた跡はいつまでもかゆいので、少しでも掻くとすぐにかさぶたが壊れてしまい出欠をくりかえすのが1か月ほど続くのです。

いまでも昔の傷跡がひじとお腹に残っています。ヤレヤレ

マレイシアの田んぼではカワビルがいます。これはよくスイギュウにくっついていてドーンと親指ほどの大きさになっています。映画「スタンドバイミー」で沼地で子供たちを襲うのがこの仲間ですね。


マレイシアの子供たちはこれを沢山手のひらに乗せてマカピーに見せてくれました。「オエッ」

「ほーら、ゴムみたいに伸びるんだよー」「ああ、そりゃよかったねー」

マカピーがいた村は電気も水道もないところで、町からは遠いし田舎には遊ぶものがなかったんですね。それでもなにもカワビルで遊ばなくてもよかろうにとは思いましたけど。

ところが、マカピーの父は子供の頃「ヒルばあさん」の話をしてくれました。なんでもヒルを扱うばあさんがいて、ながわずらいで病人には床ずれができるとたいそう痛いのでヒルばあさんに悪い血を吸ってもらうと楽になるんだ、と聞いたのです。

マカピーはしばらくそのことを忘れていたのですがウズベキスタンで仕事をしている際にカワビルに再会し思い出したんです、父の言って事を。

しかもウズベキスタンではカワビルは薬局で売っているのでした!!!

どういうことかというと、古来よりカワビルを血行のよくない体のか所にはわせて吸わせ治療に使っているので、まるっきり「ヒルばあさん」の話と同じです。

しかも看護教育の教科書にも効果的なヒルによる治療について図説までありました。もちろんそのへんのどぶ川からとってきたものを使う訳でなく、きちんと?飼育されているカワビルが薬局に届けられそれを空瓶をもったお客が買い求めるのです!

マカピーも最初は何を瓶の中にいれているのかといぶかしく思ったのですが、ヒラヒラしている黒い帯のようなものの正体を知った時にはびっくりしました。

ウズベキスタンではヒルの治療は東洋医学の一つだと言っていましたが調べてみるとインドの漢方的医療のアーユルヴェーダでもヒルによる治療(瀉血 シャケツ:悪い血を捨てること)はあるのです。

プラナリアでなくコウガイビルからヒルの話になりました。

皆さん、傷跡が残らないいい治療方法がありますが試してみます?ってお医者さんに言われて「じゃあそれお願いします」「じゃあこれで行きましょう!」ってカワビルを見せられたら皆さんどうします?

マカピーでした。




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