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ゲーロッパの響き。マカピーな日々#0089

マカピーです。

ゲーロッパってしってますか?

おそらく知っている人は知っているでしょう。

それは「オオバコ」という草の名前で子供の頃に覚えた群馬?の呼び名です。地方ごとにいろいろな呼び名がありそうです。


この草の葉の筋(葉脈といいます)は強力で葉の元をちぎってさらにその上の部分をていねいに切るとスジが見えます。これを引っ張ると葉っぱ全体がオイデオイデをするように縮むのです。

ええ?そんな遊びしたことない?「それのどこが面白いの?」

ハイ、確かに個人的な意見のソウイあるでしょうけど、幼少のマカピーにはものすごく面白く感じたんですよ!

それからピュンと伸びた花の茎を沢山摘んでは、友達とその茎を絡めて引き合いどちらが勝つか遊びました・・・・。Once upon a timeですね。

ところで、このオオバコって生薬としてもとてもポピュラーなんです。上に掲載したウィキペディアの記事を見ればお分かりの通りです。

マカピーがよく利用するのは切り傷に当てるシップ剤としてです。

それを教えてくれたのはバイト仲間でした。以前note記事にした学生の頃いった長野県の川上村での事。レタス畑の収穫で手渡される包丁で誤ってよく自分の指を切ってしまい、そこが化膿して困っていました。

特にいつも手が濡れた状態なのでバンドエイドとかを貼っていても傷口がいつも化膿してしまうのでした。それを見かねたバイト仲間が教えてくれたのがオオバコでした。東北出身だった彼は「濡れても化膿しない」と道ばたのオオバコを指でもんで汁がでるほどになるとそれを傷口に巻いてその上からばんそうこうを巻いたのでした。

実は抗生物質の軟膏でも効かなかった化膿止めがオオバコごときに、と全然期待していませんでしたがビックリするほどの効果!化膿しないし痛くない!画期的? (ウィキペディアにはそのことがあまり書いてありませんけど。苦笑)

更に長野県では夏に村人が総出で道ばたのオオバコを刈り取っている姿に出会いました。「なにしてんですか?」「これを収穫して乾燥したら製薬会社に売って子供会の資金にするんだ」ほお、漢方薬の原料だったんですね。

それ以来、マカピーは「オオバコ教の信者」に転身して今日に至ります。

オオバコはアフリカのザンビアでも、ヨルダンでも相変わらず道ばたにひっそりと生えていました。熱帯地方ではあまり見かけませんでしたが、見かけると採取して自分の家の庭に移植し常備薬用に栽培したのです。

ゲーロッパは何となくヨーロッパのように異国めいた音の響きがあるのでちょっとおしゃれなハンドルネームに使えるかなあなどと思ったのですが、何故かしらマカピーが昔テレビで見た「ケロヨン」が連想されてしまうのと続いてケロンパ(女優のうつみ宮土理)もまぶたに浮かぶので実現していません。

マカピーでした。







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