不安不平も楽しんじゃう?マカピーな日々#0325
マカピーです。
マカピーは学校を卒業するとバイト先だった畜産会社へ横滑り的に正社員となっていました。
年上の先輩がいる職場は勉強熱心で活気もあり、居心地が良かったのです。
そして勤務を続けながら青年海外協力隊(JOCV)に応募するのでした。
何故JOCVに応募したのでしょうか?
本当は「国際協力」なんて考えていませんでした。
実はそれは「後付け」の理由です。
マカピーは先端的な米国農業を経験したので、そうじゃない別の世界を観たくなったのです。
つまり米国の後はなんだか気持ちの居心地が悪く「自分の中のバランス」を取りたかったから別の世界を選択したのがJOCVでした。
勿論、NGO活動でだって行くことが出来ましたが、JOCVを選んだのはお金がかからない!選択でした。
それでも、当時農業部門でも畜産での案件が少なく、3度ほど受験した結果「次点合格」という妙な通知が来たのです。ちょうど就職して1年が経過していました。
事務局に問い合わせると、技術研修を受講すれば合格として行ける資格が生まれるというものでした。
そして「半年ほど八ヶ岳の麓の農業大学校で研修」をするよう案内があったので、退職して参加しました。(無給ながら研修費もなし)
3月末の日陰にまだ雪の残る農業学校で、同期となる他の4人と一緒に過ごすのですが彼らは園芸、野菜組で畜産部門はマカピーだけでした。
ところが、養豚も酪農も肥育牛もあるのにマカピーがやることになったのは牧草の種まきや、あのロケットみたいにそびえるサイロにつめる作物(サイレージ)の仕事、大きな重機を操作して牧草地の石をとり除いたり、排水路をつくったりする作業が多く畜産とは直接関係なかったのです。
それで、マカピーは文句を言ったでしょうか?
確かに「これは聞いていた研修内容と違うじゃないか」と訴えることもできたかもしれません。
でもマカピーはそうはしませんでした。
それよりも、与えられた珍しい作業を楽しんだのでした。
その技術研修中にマレイシア派遣が決まり、八ヶ岳に雪が降る頃に研修が終了し山を下りました。
その12月から3か月余り、語学訓練などがある派遣前研修を長野県の駒ケ根研修センターで受講し翌年にマレイシア国で農村開発に関わりました。
今更思い出すのですが、嫌で逃げ出すのではなく、マカピーはむしろ新しい体験を楽しんできたんだなあと。
人生ではいろいろな決断を迫られる場面で、安全第一を心配するばかりに無難な選択をしてしまいがちです。
でも、それじゃあ面白くないんじゃない?
例えば「当たり」(憶測)をつけて、この道を行けばあの目的地に着けるだろうと実行しても、必ずしも正解とは限りません。
行きどまりだったり、工事中ってこともあるのです。
そしたら、ナルホドねと納得して戻ってくればいいのです。
人生の中でちょっと回り道したって、大した手間じゃないんですから!
それよりも、「なんだか分からない面白さ」を楽しめれば人生も豊かになると思うのです。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。不安を楽しもう!
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