え、そんな事あったの?マカピーな日々#0385
マカピーです。
何年かぶりにケンちゃんに会いました。
マカピーの退職日に秋葉原でケンちゃんそれにププムラと3人で会ってたら、そこに仕事帰りのマカピーの三男が合流しました。
マカピーはケンちゃんとププムラとは三男が誕生する前から知り合いでした。
ただ今回マカピー三男は成人してからケンちゃんに会うのは初めてでした。
話は以前仕事の会議でパリに集合した時の事に及びました。
マ:「パリで会ったときに、サトウさんていうアルゼンチンから来た変な人がいましたよね」
プ:「あの人は本当に変な人だったけど、確かに印象に残りましたね。ボクはあんまり飲まないけどサトウさんは『うまいワインを買いたかったらシグネチャーって言われるラベルを見るんだよ、そこにいっぱい能書きがあるワインを選べばまず間違いない』って言ったのを今だに信じて買ってるもの」
マ:「そうそう、マカピーもそれ覚えてる。迷ったら文字が溢れたラベルを選んじゃってるよ。妙に説得力のある人だったね、サトウさんて」
ケン:「あん時にもう一人、変なヤツがおったの覚えている?」
マ:「マルマルさんでしょう?みんなを引き連れてムーランルージュ近くの街角に立っているゲイの品定めに行ったね。この通りはまずまず、あっちは怪物なんて言いながらね(笑)」
ケン:「マルマルさんはわしらのような仕事をする前に、今でこそ有名なミュージシャンの付き人やってたんや。そんでな、そのミュージシャンがレストランかなんかで気に入った女性がいると『じゃあ彼女に話しておいて』て言われるとマルマルさんが行って交渉して、そのミュージシャンの部屋に彼女を送り届けていたんだって」
三:「マジっすか?その話」
ケン:「そや、マルマルさん自身そないゆうとったで」
マ:「ああ、確かに誰かの付き人って聞いてたけど。それがあの有名なミュージシャンだったんだ。当時からカリスマ的アーチストだったものね」
ケン:「まあな、そんでもそのミュージシャンが目を付けられた彼女たちって幸せだったと思わへん?」
プ:「確かに・・・いいかも。いや違うか?」
三男:「三人とも変な人知ってんだね」
ケン:「あのな人生楽勝なんや、分かるか?」
三男:「ええ?何ですか?」
プ:「ボクもケンちゃんとつきおうてからずっと『人生楽勝』って聞いてきたなあ」
ケン:「わし、そんな昔からゆうとったか?」
マ:「マカピーも荻窪のアパートで初めて会ったときにも聞いた」
三男:「何ですかそれ?」」
プ:「要するにすべてポジティブに考えれば、そんなふうに見えてくる。だって変える事できるのは自分自身だけ。だから楽勝必勝って思えばええのんってこっちゃ、ケンちゃん違ったかな?」
ケン:「ププムラ、お前とつきおうてずいぶん経つけど、やっとわかってくれたなあっていう感じやわ。ウレシイ」
マカピー三男にはおもしろい個性に出会った夕べとなりました。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。そう一期一会なんですよね。
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