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寝言に応えた結果 マカピーな日々#0691

マカピーです。

今回はマカピー妻が寝言を言うのでそれに応えてしまった話です。

ネパールの首都カトマンズといっても、もう一つの旧都パタン地区に住み始めたころのマカピー一家は、まだ子供も6歳、4歳そして2歳と小さかったのです。

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マカピーが自宅で仕事を終えて、ベッドにもぐり寝込んだあたりで、隣で寝ていたマカピー妻がマカピーを揺り動かして突然こう言うのでした。

マカピー妻:「今日○○(次男の名前)が家まで我慢できなくて。入り口の角でウンコしたじゃない。あれどうした?」

マカピー:「え、どうしたっけなあ。もしかするとあのままだったかな・・・」

マカピー妻:「どうして、放っておけるの?すぐに片付けてきて!」

マカピー:「だって、今はもう午前1時だよ。明日のにに見てくるからいいじゃない」

マカピー妻:「ダメに決まってるでしょう。早く行ってきて!」

マカピー:「えー、今なの?外は真っ暗だよ」

マカピー妻:「今よ!何のために、懐中電灯があるのよ!つべこべ言わすに早く行って!」

最後のほうは殆ど叫んでいました!

ヤレヤレ

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マカピーは外が寒いのでパジャマにジャケットを羽織って外に出ると、チョキダール(門番)のライさんが、この時間に突然サーブ(主人)が家から手に紙とプラスチックの袋を持って出てきたので驚いていました。

マカピーは「パルダイナ(何でもない)」って言って通用門から外へ出て、懐中電灯で日中の息子のウンコを探しました。

落ち葉をよけて探してもありません。

もしかすると、腹をすかした野犬が食べちゃったのかもしれません。

仕方なく、冷え切った体で家に戻りベッドにたどり着いて報告しました。

マカピー:「探してもウンコが見つからなかったよ」

マカピー妻:「・・・・」

どうやら、マカピー妻はぐっすりと寝入っているようでした。

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翌朝マカピーは尋ねました。

マカピー:「ゆうべ、○○のウンコを探しに行ったけど無かったよ」

マカピー妻:「え、なんの事?」

マカピー:「だからさ、夜中にウンコを探しに行けって言った件だよ!」

マカピー妻:「ワタシそんな事言ってないよ!夢でも見たんじゃない?」

マカピー:「違うって。朝の1時ころ門の外で探したんだ。嘘だと思うんだったらライさんに聞いてもいいよ」

マカピー妻:「でも、どうしてワタシがそんな事を頼むわけ?」

マカピー:「そりゃ、自分で行くのよりもボクの方が適していると思ったんじゃない?」

マカピー妻:「そりゃそうだけど、そもそもワタシがそんな事をアナタに頼むわけないじゃん。しかも夜でしょう?アリエナイ!」

マカピー:「ボクの方こそびっくりしたよ!この夜更けにどうしてウンコを探しに行かされるのか分からなかったからね!」

マカピー妻:「(大笑い)それで、行ってきたんだ!?」

マカピー:「帰ってきたら、キミは寝ていて。なんも返事しなかったから今朝こうして聞いてるわけ!」

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マカピー妻:「ワタシ全然そんな会話をした覚えがない!それって寝言だったのよ、きっと」

マカピー:「え、寝言?だってちゃんと会話が成り立っていたよ!?」

マカピー妻:「ダメよ、寝言に応えてしまっては!」

マカピー:「えー、どういう事?」

マカピー妻:「寝言にまともに答えてしまうと、寝言を言った人の魂が奪われてしまうって聞いたことあるでしょう?」

マカピー:「初めて聞いた!それよりちゃんとした会話が成り立っていたのはどういう事?絶対おかしいよ。それで何でキミの魂が抜かれちゃうの?」

マカピー妻:「群馬(マカピーの出身地)ではそう言わない?ワタシの川崎(神奈川県)ではそういうふうに言われて育ったのよ」

結局、マカピーははぐらかされたままで終わってしまったのですが時々、あの「ウンコ探しの寝言」を思い出してマカピー妻に問い合わせるのでした。

マカピー妻:「アンタも相当しつこいわね!寝言にまともに対応しちゃダメなのよ、気をつけなさいね!あーおかしい人!(笑)」

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皆さんも、くれぐれも寝言には気を付けてくださいね。

でも、本当に覚醒しているのか寝言なのかどうやって区別するんだろう?

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。昨夜もワインに酔ったマカピー妻が何の脈絡もなく「学校行くでしょう?」と突然話しかけてきたのにはビックリ!





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