カード貸してもらえません?マカピーな日々#0610
マカピーです。
先日、南アにあるコストコ風の大きな店舗を展開するMakroへ行ってきました。
まるで巨大倉庫のような店舗内にはうずたかく積みあがる商品棚に圧倒されましたが、本来の目的であった商品が見つからずに帰ろうと思ったのですが迎えの車が来るまでに時間があったので、同じ店舗のリカーショップへ行きました。
おおお、すごい品揃え!
他の一般的なスーパーマーケット(Pick n Pay, SPAR, Checkers,etc)等よりも充実しています。
そこで見つけたのが、赤ワインのPinotage(ピノタージュ)でした。いろいろな醸造所があるので楽しくなりました。
そうです、マカピーは最近南ア原産のピノタージュにはまっているのでした!
大きなカートで運ぶのが面倒だったので適当なのを3本選び抱えてレジに並びました。
自分の番が来て呼ばれたキャッシャーに行くと「ハイ、Makroカード!」と言われ手が差し出されました。
マカピー:「Makroカードは持っていません。支払いはカードで」
キャッシャー:「ここの店舗ではMakroカードがないと買えません!」
マカピー:「え、どういうこと?」
キャッシャー:「Makroでは会員以外の購買ができないんです」
マカピー:「うーん、困ったな今から会員になるにも時間かかるし。ねえ、どうにかならないの?」
キャッシャー:「それだったら、誰かのカードを借りたらどう?」
え?借りるって・・・隣のレジでは車いすの白人じいちゃんが買い物をしてちょうど支払いが終わったところでした。
マカピー:「すみません。ボクMakroカード持っていないので貴方のカードを貸してもらえませんか?」
白人のじいちゃんは、マジマジとマカピーを見つめて
じいちゃん:「お前さん、ワシのクレジットカードで支払ってほしいのかい?」
マカピー:「違います。Makroカードだけです。ボク会員じゃないのでお酒が買えないんです。お願いします」
じいちゃん:「おお、分かった。そんな事ならワシのを貸してあげよう」
かくして、マカピーはワインを買うことができました!ヤレヤレ
後でリョウ子さんに聞いたのですが、Makroは本来「卸業」的な商売をしていてバルク買い(大量購入)の客にも門戸を広げ小売りにシフトしていったのだそうです。
それでも顧客デスクで申し込むと、まず仮カードが発給されてその後2週間ほどでカードが届けられるというシステムなんだそうです。
うーん、これって結構面倒かも!
それに近所にない滅多に訪れない店舗だから、Makroのカードを作成しなくてもいいと思いました。
そういえば、Makroって今年の7月頃に暴動が起きた時に、暴徒がなだれ込んで商品を持ち出したところで有名だったところと記憶しています。
なるほど、食料、家電、キャンプ用品、衣類、食器、スポーツ用品・・・・何でもあるから略奪の標的としては、頷けるものでした!
マカピーです。
最後までお読みいただき感謝します。南アでカードが増えました!
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