ハマーム(トルキッシュ・バス)は一度はおいで体験! マカピーな日々#0172
マカピーです。
ヨルダン滞在中に生まれて初めてハマーム(トルコ風呂)というのに行きました。ちょうど三男が来ていたので一緒に行ったのです。
街角のビルの一角に「トルキッシュ・バス」とあり、それをみた奥さんが「ああ、こんなところにハマームがあるんだ」と喜んでいました。彼女はせっかく日本から三男が来たんだから二人で行ってくればと背中を押してくれたのでした。
彼女は独身時代トルコを旅した時などハマームにお世話になったというのです。そういえばマカピーはフランスのパリにもハマームのネオンサインを見た事があったのを思い出しましたが、その内容は知りません。
日本ではかつて特殊浴場の俗称だったのであまり印象の良くないトルコ風呂ですが、れっきとした歴史ある施設で紀元前からあるのでしょうかイタリアやヨルダンのローマ遺跡にもその跡が見られます。
古代においても大浴場とハマームは必須だったようですね。
つまりはスチーム風呂でサウナ効果を狙った浴場は最高のもてなしであったのでしょうか。シルクロードの一部でもあるウズベキスタンでも隊商が泊まる場所には必ずハマームがあったそうです。(マカピーはこちらも建物の外からしか見ていません。残念)
ヨルダンの首都アンマンにあったハマームの話に戻ります。
一言でいえば、「スーパー銭湯」的なものですが体をごしごしこする「三助」的なおっさんがいることです。
湯船につかって台に寝るとおじさんが垢こすりをしてスチーム風呂に入ってお茶を飲んで終わり、これで1000円ほどだったと記憶しています。
実はこのハマーム、時間制で女性がお昼過ぎから午後4時まででその後は男性のハマーム専用になるらしく奥さんは彼女の日本の友達と前半の部に行ってました。(皆さん初めての方が多かったようです)
ハマームの受付を終えると、男性は簡単な不織布のデカいパンツを渡されてはくのですが、慣れている女性の多くは自分の下着をつけて入っているそうです。(奥さん談)
しかも、ゆっくりお茶を飲んで再度お風呂に入りなおしたり、シンシャといわれる水たばこを楽しんで数時間楽しむのだそうです。
それで思い出したのが韓国のソウルで韓国人の友達の家に泊まった時の事です。
確かにオンドル(床暖房)があり非常にポカポカとしているのですが、アパートには二つもバストイレがあってもシャワーだけでバスタブがないので驚いたのです。
「まあ、国が変わればそんなもんかなあ」と思っていたら、帰国する日の午前中に「今日は近くのPublic Bathに行こう」というのです。
?どういうこと?
総勢6人(女性4人、男性2人)で出かけたのは、近所のビルの一角。そこのビルには日本でいう「逆さクラゲ・マーク」つまり温泉の印がドーンと描かれていて「ここに銭湯がありまーす」と一目で分かるんです。
連れて行かれたビルの地下がスーパー銭湯になっていました。湯船につかり釜風呂やスチーム風呂、砂湯ならぬ岩塩を砕いた中に体をうずめるサウナなど、いろいろな種類を楽しめます。インターネットもできるし、簡易宿泊施設もあります。
そして食べ物や飲み物を持ち込んで一日ゆっくりと過ごすのが、「お風呂」の定義らしいのです。
だから自宅にバスタブがないのが一般だったのです。
この家族とはウズベキスタンでも韓国風のスーパー銭湯に連れて行ってもらったことがありました。日本とは微妙に違うのですが壁や天井に絵が描いてありました。
さすがに「富士山に白砂清松」はありませんでいるかの絵だったりしましたが、韓国からウズベキスタンへはアシアナと大韓航空の直行便がありその乗客の多くがゴルフツアーの男性がほとんどです。
ウズベキスタン滞在中は昼はゴルフを3ラウンドこなし、夜はスーパー銭湯にカラオケが定番だったそうです。確かに彼らの行く韓国料理屋は美味しかったなあ。
お風呂文化は面白いです。
マカピーでした。
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