誰かのアイデアを活かすって凄くない?マカピーな日々#0661
マカピーです。
天才レオナルド・ダ・ビンチがメモに残しておいたヘリコプターの原図をもとにスクリュー式回転のドローンを飛ばした話が、以下のニュースです。
すごいですね、ダ・ビンチが考えたけど、それに適した動力や材料がなかった当時では「夢物語」に過ぎなかったのが、現代では可能だと証明されたのでした!
で、マカピーは思い出したことがありました。
それは、「眠っている特許の洗い出しと事業化」です。
例えば身近な例としてはフリーパワーという自転車のギア構造はシリコンの弾性を利用している画期的なアイデアです。
もしかすると、眠ったアイデア(特許)が、いつの日か現実として蘇ることがあるかもしれないと考えたら素敵です!
そんな風に考えたのは、ベトナムのハノイで仕事をしているときに、農水省関連の研究所から来られた専門家の方と話したことがあったからでした。
実はこの方自身も含め、彼の所属していた研究所では毎年いくつもの特許を申請していたのだそうです。
でも、いいアイデアと思って特許を申請しても、それを利用する人から特許料が入らなければ何もなりません。実際に組織としては登録にお金がかかるばかりで実入りがないのが実情だと言ってました。
専門家が現場でいろいろな活動をしていると、創意工夫から「これはほかの人にも使える技術や意匠だと思う」ことが沢山あるそうです。
例えば埼玉県の企業が開発したアイスキャンディーの「ガリガリ君」のあの青って、藻を研究していたある研究者のアイデアだったんだって知ってました?
ね、結構いろいろなアイデアが転がっているのですが、それが実用化しない裏には「特許と事業化をつなげられる人材が不足」していることにあると思うんです。
だから休眠している特許を洗い出して、どんなことに利用できそうか?みんなでブレインストーミングでも何でもやってみればいいのだと思います。
ガリガリ君ブルーもそうですが、「マッチングが大切」です。
いい素材を持っている会社がある、事業化できそうないいアイデアもあるけど、それをうまく「売り込める人」がいない。
だから、ブレストするにも、いろんな分野の仕事を経験してきた人がいると面白いと思うんです。最先端の事業でなくてもいい、こんなアイデアで沢山の人が助かるものができるって素晴らしいですよね!
マカピーは途上国で使える適正技術を研究したことがありました。そのきっかけは青年海外協力隊に参加したからでした。
学生時代に米国アイオワ州で酪農実習をして当時の最先端農業を垣間見ましたが、協力隊でマレイシアに行ってみると大規模農業ができる企業的農業経営をしているところには最先端技術が惜しみなく投下され、小規模農家は昔と変わらない零細な農業を営んでいたからです。
ダ・ビンチのドローンを飛ばすのも面白いです。
でも手が抜けるほど重い水タンクを運ばなくて済むようになったら、どんなにすばらしいでしょう!
マカピーはそんな眠っている特許アイデアを世に広めたいです。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。そろそろマカピーInc. 始動かな?
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