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蚕養(こがい)様ってナニ?マカピーな日々#0253

マカピーです。

マカピーの家の敷地に小さなコンクリート製の電柱がありその借地料?と言うのが3年に一度東電から支払われてるのでした。

入金額は3年間で9千円となってこの家に住むようになってから変化がないようです。

先日、敷地の地主に変化がないのか、電話番号の変化はないのか調べる通知がありました。

マカピーはインターネットで回答したのですが、それ以外にはがきで提出できるように質問事項の印刷されたはがきも同封されていました。

マカピーが意外に思ったのはその管理事務所があるのが会津若松市だったのです。

そして市内の地名を見て何か心に引っかかるのでした。

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「養蚕(ようさん)」の文字を前後させて、「蚕養」とするとなんと呼んでいいのか分かりませんでした。

そこで、マカピーの義母に尋ねることにしました。

「お義母さん、この番地ってどう読むのですか?」

そうです、マカピーの義母は会津若松市の出身なのでした。

パッと見て義母は「こがい」と言いました。

「これで、(こがい)って読むんですか?」

「そこには蚕養神社があるの。近所では蚕養様(こがいさま)と呼ばれていて、私はそこの近所に住んでいたの。それで私の地区の境内掃除担当場所が日陰の苔むした箇所でとっても嫌だったのよ」

ドンピシャ!なんと義母の故郷の番地だったとはビックリでした。

「どうして、そこが東電の管轄なの?」

「さあ、どうしてでしょうね。以前からそうだったのか知りませんが今回の通知で初めて知りました」

「あちらは東北電力の地域なのに、福島には東電の原発もあるし変だわよね」

「そうですね。東電の勢力圏て他の電力会社と関係ないような感じがしますね」


かつては日本全国で養蚕業が盛んであったはずですから、日本各地に蚕養神社(蚕養国神社)はあるのかと調べるといろいろ出てきますね。

マカピーの郷里である群馬はかつては日本一の生糸生産量を誇っていた地域ですから県内各地に養蚕にまつわる史跡があります。

もちろんマカピーの実家近くの案内もあり懐かしかったですが子どものころにそんな碑には興味ありませんでしたから今度帰省したら訪れてみたいと思いました。

https://worldheritage.pref.gunma.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/38db5e4551f7923e81df3fd99ba5bf11.pdf


一枚の通知はがきの住所からいろいろなことが分かり、ちょっとした冒険感覚があった「蚕養」でした。

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