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そこにハチのムサシがいた!マカピーな日々#0696

マカピーです。

泣いても笑ってもあと2週間ほどで帰国します。

で、やっぱり最後の追い込み作業に入っているのですが、関係者を集めてのお披露目をするので会場となる場所の整備をしていました。

つまりは、デッキブラシで見学してもらう機材の周囲をハキハキしていたんです。(マカピーは何でも屋さんですから)

すると、近くで機材の試運転をしていたインド人のファイズさんがやってきて腕を見せてこう言うのでした。

ファイズ:「マカピー、ちょっと見てくれ。そこで虫に刺されたんだ。マカピーも気を付けた方がいいよ!」

マカピー:「ん?虫(insect)ってどんなの?」

ファイズさんは優秀な化学者なのですが、生物にはあまり関心がないのでどんな虫でも蝶でも「インセクト」で済ましてしまう人だったので、マカピーは大して気にとめていませでした。

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それが大きな間違いであることをその5分後に知ることになりました。

ブラシでハキハキしながら、その機材の裏に回り電源スイッチ盤の近くに来た時に目の片隅に何か飛来したと思った瞬間、「アチッ!」眉間に激痛が走りました!

シマッタ、蜂の襲来だ!

ブラシを放り出して、慌てて引き返し機材操作をしていたファイズに「ほら、ハチにここ刺されちゃった!」と見せると!彼は笑って

ファイズ:「だから、ボクが言ったじゃないか!インセクトがいるって」

マカピー:「Beeだろう!しかもWasp(アシナガバチ)じゃないか!」

自然度の高いこの現場は機材のポンプのモーターの穴にトックリバチが泥を持ってきて巣をかけて故障させたり、9月頃は小鳥の巣が取り去っても3回ほど作られていたし、ヘビはいるし、サルは来るし、最近はカニまで見つけました。

虫たちも機材が設置されて屋根が付くと、俄然住み心地良い環境が整ったと気づいて巣を作ってしまうので、殺虫剤スプレーが必要な場面も多いのです。

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マカピーも無暗と殺生はしません!

でも、電源スイッチに近づけないのは困りました。

眉間に手を当てながらラボに戻ると、リョウコさんがいて「あら、どうしたんですか?」と聞かれ、カクカクしかじかと伝えると「気を付けてくださいね。やっぱり故障のあったポンプと同じにワイヤメッシュで囲いますか?」と提案してくれました。

ともかく、あのワスプたちを排除しないと作業が出来ません。

おお、そうだ棚に殺虫スプレーがあるじゃん!

マカピーはその一つを持って現場に戻りました。

まずは、じっと観察です。

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ナルホド、飛翔していたハチの一匹が電源ボックスのすき間に入って行くのを確認!

目標、電源パネル上方すき間に対してスプレー攻撃開始!

刺激しないようにそーっと近づいてゆくと、何と予期しない突然左手の鉄柱の陰から数匹のハチが襲ってきたのです!

「アタタタタ!」

スプレーするよりも先に、眉間の同じ場所に2度目の攻撃を受けてしまいました。攻撃部隊は本陣を守るために物陰に待機してマカピーの来るのを待ち伏せしていた形となりました。

敢え無く退散する姿にファイズさんは大笑いしていました。

マカピーは先ほどから同じ個所に二度のハチ刺されとなり、気落ちしただけでなくその痛みがひどくなっていることに気づきちょっと怖くなりました。

「もしかして、アナフィラキシー反応がでたらどうしよう?」

再度ラボに戻り「二度同じ個所を刺されちゃった」と伝えるとリョウコさんが「痛みはどうですか?」と聞いてきたので「左側の眉の上を刺されたのだけど左側の頬にかけて全体的に痛みが強くなってます」と答え

リョウコさん:「これだけ経っているから、アナフィラキシー反応じゃあなさそうですけど、やっぱり薬が必要みたいですね。それに冷やした方がいいでしょう。薬局で症状を伝えてて適当なものを買ってきます」

それから、2時間ほど他の作業をすることなく、椅子を二つ並べたうえでマカピーはアンチヒスタミン軟膏薬を塗って氷パックを患部に当てていました。

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その後帰宅しヨロヨロ部屋に入ると、異変に気付いたマカピー妻が「どうかしたの?」と聞くので「ハチに同じ個所を二度刺されたのよ!少し気持ち悪いので寝るよ」

一時間ほど横になり気持ちがいくらからスッキリしました。

マカピー妻の夕食はちゃんと摂れたのですが、その後倦怠感が出てまたベッドに戻り2時間ほど過ごすと、少しは痛みが残ってますが、元気になりこうしてnoteを書くまでになりました。

ヤレヤレ

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。スンナリ帰国できないよー!






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