見出し画像

盲導犬歩行指導員? マカピーな日々#0125

マカピーです。

何気なく「暮しの手帖」のバックナンバーの記事を読んでいてハッとしたことがありました。

その号の記事の一つに盲導犬歩行指導員の方の紹介がありました。

なんと彼もマカピーと同じように学生時代に一年休学して米国アイオワ州で酪農実習しているとありました。珍しい事です。年代が少し違うとは思うのですが「アイオワ」と聞くとマカピーも当時の事が思い出されるのです。

そもそもアイオワ州へなんか普通の日本人は行きません。マカピーだってアイオワに行くことが決まって、初めて地図屋さんでアイオワ州の地図を買ったのです。自分のホストファミリーが住んでいるOllieという小さな町を探すのに苦労しました。それでも虫眼鏡で見るような小さな表記を探し当てた時は感激しました。「おお!あったよ!」

昔NHKで放映していた「大草原の小さな家 」(Little House on the Prairie)のインガルス家は西部開拓時代のアメリカ(1870年代から1880年代にかけて)ウィスコンシン州―カンザス州―ミネソタ州―サウスダコタ州と移り住むのですが、ルートを見るとカンザスに行く前にアイオワ州を少しかすめて移動しています。(定住しなかったんですね、残念)苦笑

マカピーはプレーリーという肥沃帯が米国の穀倉地帯であると学校で習っていたのですが、ロシアには同じように肥沃な黒土帯があるのだていどにしか覚えていませんでした。実際にアイオワに来てみてチョコマカ走り回るプレーリードッグをトラクターで轢きそうになり気づいたのです。「そうか、このプレーリーっていうのが大草原という事なんだ!ナルホド」

なんとも、「おばかさん」な話ですね。

ケビン・コスナー主演の「Field of Dreams フィールド・オブ・ドリームス」を見るとまさしくマカピーが経験した農村があります。

映画の中で主人公が乗るトラクターはJohn Deer ジョンディアといういうのですが、まさしくマカピーが毎日それに乗っていたモデルだったので今でもこの映画を見るといろいろ思い出されます。


暮しの手帖記事に戻ります。

そもそもマカピーは盲導犬歩行指導員という仕事があるのさえ知りませんでした。そしてこんなに丁寧に盲導犬を訓練する必要があると知って驚きました。

マカピーが飼ったことのあるゴールデンリトリバーも性格がおとなしくラブラドール・リトリバーとともに盲導犬の代表格でした。

ところが、犬の寿命はとても短く大型犬は平均12歳程度でしょうか。マカピーの「レディ」もそのくらいで肺がんで死んでしまいました。

盲導犬として活躍できるのは10年足らずなんですね。

ベトナムで暮らしていた時に、アパートで「レディ」を思い出させるゴールデンリトリバーを飼っている米国人家族がいたので、マカピーは飼い主に声を掛けました。

わかったのは、この犬は盲導犬を引退したので引き取って余生を面倒見ているのだというのです。確かにかつては豊かだった金髪がずいぶんと白くなっていました。

いろいろな人が盲導犬を支えていることが分かりました。

雑誌に限らず、読書の楽しみというのは自分の経験と結びついた時に輝きが増すものですね。

マカピーでした。

もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!