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車でふるさとへ行って見たら マカピーな日々#0493

マカピーです。

マカピーはふるさとの群馬へ行ってきました!

往路は東北自動車道と北関東道で、復路は関越自動車道と圏央道を使いましたが、台風10号影響?で晴れたり雨が降ったりと目まぐるしく変化する一日でした。

そうなんです、これまでマカピーは電車を利用して群馬へ行ってましたが、今回は母が使っていた12年目のスバルR2(軽自動車)で往復したんです。

マカピーがビックリしたのは交通量が多かった事、トイレ休憩するサービスエリアなどの混雑ぶりで「3連休」を感じさせました。

今回のふるさと行きでは群馬側も全員ワクチン接種済みだから大丈夫と思ったのですがここにきて体調を崩したとの事で、滞在時間を短くすることになりました。

中学時代の仲間と午前11時に早めの昼食をとることにしました。

マカピーはまず実家よりも先にシゲをひろったのです。酒を飲まないシゲはいつもマカピーが帰省すると足になってくれるので、今回はマカピーが車で送り迎えしたんですが、彼は別のことに感激してました。

「マカピー、珍しいなあこれマニュアル車だろう?それに『南沙織』のCDかけてるってド昭和そのものだぜ。群馬でも今どきここまでできる奴は絶滅危惧種って呼ばれちゃうぜ!」

昼食場所は料亭をやっているトシのところです。前回水上の温泉で一緒だったサシと入り口の待合室で合流しました。

トシはつい先月母親を亡くしたばかりです。

トシのかあさんは毎回マカピーが行くと帳場から顔を出して「マカピーちゃん、今度はどこの国へ行くの?」ってニコニコと尋ねてくれるのに、今回はトシの奥さんだけで「ああ、おばちゃんは本当にいないんだ」って再認識して余計に寂しかったです。

案内されたのはガラーンとした宴会場で、4人が席を離され更にアクリル板の仕切りまでついてました。

トシ:「明日からこの町でも日中の酒もダメになったんだ。もう宴会もほとんどできないから廃業して農業でもやろうかと思ってんだ」

シゲ:「だって、跡取りの長男が調理の修業して戻って来たっていうのにか?」

サシ:「休業っていうか、協賛するとその補償もあるって言うけど」

トシ:「そりゃあるよ。スナックのように夫婦二人でやっているような小さいお店だったらそれでもいいかもね。うちはオレの代で規模をでかくしちゃったから、この先どうしたものか考えちゃうんだ」

マ:「それはそうと、おばちゃんの事残念だったね」

トシ:「うん。ワクチン接種してから体調が急変して、急に熱が上がって1週間ほどだったんだ。既往症もあったんだけどさ。もう亡くなったものはしょうがないよ。ただおふくろがいなくなってオヤジが急に張り合いが無くなって元気がなくなったんだ」

サシ:「奥さんに先立たれると男はショックだって言うからなあ。でも女性はタフだ。オレのところも20年近く母親が残されているけど元気だもの」

シゲ:「そういえば、オレの母ちゃんも親父に先立たれてもしばらく元気だったな。昨日一年ぶりくらいに母ちゃんを病院に見舞ってきたんだ。5分足らずの面会だったけど、認知症で入院して7年も経つけど殆ど反応がないんだ」

マ:「シゲのところのおばさんにも世話になったなあ」

シゲ:「声掛したら微かに目が動くような気がした程度。それでも母ちゃんもワクチン接種したんだぜ。そりゃ親だからありがたいって思うけど、もっと他に先に接種すべき人を優先してくれって思っちゃったよ」

サシ:「今日時間を早めてもらったのはオレの歯医者の予約があったからなんだ。インプラントなんだけど、インプラントを支える骨を太らせる治療をしているので一年近く経つもの!」

マ:「マカピーも4本やってるけどインプラントはQOL『質の高い生活』そのものだと思うよ。食べ物を美味しくいただくって喜びなのに、それが入れ歯じゃ無理なところもあるからなあ」


楽しい昼食を終え、シゲを送り届けた後でマカピー母を墓参に連れて戻ってくると、兄から「マカピーの海外勤務中、車をこちらで使いたいから置いてってくれ」と言われたました。

どうやら古い車を処分したのと病院へ通う頻度が増したので、小型トラックのほかに乗用車が2台必要となったのだそうです。

マ:「分かった。じゃあ来週もう一度車を返しに来るよ!」

ありゃりゃ、予期せぬ2度目の群馬帰省が実現することになりました!

マカピーでした。

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